『ハングリー・ハーツ』

ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞&主演女優賞受賞『ハングリー・ハーツ』が2016年10月15日(土)より全国で順次公開されることが決定した。

NYで出会い、恋に落ちて結婚するロマンティック・コメディのような雰囲気から一転し、スリリングなサスペンスへと展開していく本作。主演は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で一躍話題となり、マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』の公開が控える個性派アダム・ドライバー。子どもの誕生により変わっていく妻に困惑しながらも、家族への深い愛情を持つ夫ジュードを演じる。妻のミナを演じるのは、イタリアの実力派女優アルバ・ロルヴァケル。監督と脚本を務めるのは、前作『素数たちの孤独』が世界中で高く評価されたイタリアのサヴェリオ・コスタンツォ。本作は第71回ヴェネチア国際映画祭で上映されると大きな話題となり、主演男優賞と主演女優賞のW受賞という快挙を成し遂げた。

ニューヨークで運命的に出会い、恋に落ちたジュード(アダム・ドライバー)とミナ(アルバ・ロルヴァケル)。やがて結婚し、2人の間には可愛い男の子が産まれる。それは幸せな人生の輝かしい始まり――のはずだった。しかし息子の誕生後、独自の育て方にこだわり神経質になってゆくミナは、息子が口にするもの、触れるものに対して次第に敵意と恐怖心を露わにし始める。やがてその攻撃の矛先は、医者や友人そしてジュードの母親、更にはジュード本人にまで向けられてゆくが、彼はそんな妻の異常とも取れる頑なな愛情を、何とか理解し、支えようとする。しかしその結果、息子の体が徐々に変調をきたし始めたことで、ジュードは遂にある決断を迫られる。果たして、その答えの先に、彼らを待ち受けるものとは―。

『ハングリー・ハーツ』 (1)

『ハングリー・ハーツ』 (2)

『ハングリー・ハーツ』チラシビジュアル

映画『ハングリー・ハーツ』は2016年10月15日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷他全国で順次公開!
監督・脚本:サヴェリオ・コスタンツォ
出演:アダム・ドライバー、アルバ・ロルヴァケル、ロバータ・マクスウェル
配給:クロックワークス
2014年/イタリア/109分
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