「HiGH&LOW」プロジェクト映画第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』の完成披露イベントが9月21日（水）に都内で行われ、TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工らが登壇した。

ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアー、そして映画と数多くのメディアやエンタテインメントを巻き込み展開するプロジェクト「HiGH&LOW」。突如姿を消した兄・雨宮尊龍を探し続ける「雨宮兄弟」の雅貴、広斗。尊龍はなぜ突如姿を消したのか？雨宮兄弟の過去に隠された秘密が明かとなる―。今まで明かされていなかった長男・尊龍役を斎藤工、次男・雅貴役をTAKAHIRO、三男・広斗役を登坂広臣が演じる。

今回のイベントでは、レッドカーペットセレモニーにTAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工の雨宮兄弟が勢ぞろいし、舞台挨拶には山口雄大監督と企画プロデューサーのEXILE HIROが登壇した。

舞台挨拶に先駆けて行われたレッドカーペットには多くのファンが駆け付け、熱気あふれる会場に登場した斎藤はTAKAHIROと登坂の間に入り「誰もが挟まれたいであろうこの場所に、長男の特権で立っております」と話し、場内からは笑いとともに大きな歓声が起きた。

続けて行われた舞台挨拶には、MCとして脚本とプロデューサーを務めた平沼紀久がMCの一人として登壇した。レッドカーペットに続いてTAKAHIROと登坂に挟まれている斎藤は「すごくいい匂いです」とコメントし、観客からは黄色い声援が浴びせられた。

TVシリーズや映画の前作では謎に包まれていた雨宮兄弟の長男を演じる斎藤は「大丈夫かなという思いもあった」と漏らしたが、HIROは「この二人の長男なので、相当かっこよくて、相当存在感がある人がいいと思いお願いしました」とオファーの理由を語った。また、TAKAHIROは斎藤が長男を演じると聞き「テレビで見ている斎藤さんが、おれらの長男か」と思ったと話し「三兄弟がそろった時は感動した」と語った。

以前から斎藤と親交があったという登坂は、以前より一緒に出たいと話をしていたといい、今回決まったと聞いたときには「すぐにメールした」と話し、「これで雨宮兄弟が成立したんだと思った」と振り返った。また、登坂はその際にコミュニケーションツールであるLINEのグループを作ったことを明かし、「海外ロケの撮影現場を送った」という。さらにTAKAHIROは「僕は日本にいますけど、弟たちのことを思いながら頑張っています」と斎藤から送られてきたことを明かした。

撮影時のエピソードを聞かれたTAKAHIROは「とにかく暑かった」と話し「1日撮影して、2～3㎏体重が落ちるくらい」と過酷な撮影であったことを感じさせた。そこで山口監督から、TAKAHIROから全裸カットを撮りたいと提案があったことを暴露。肌色のパンツまで用意したが直前で中止されたという。その理由についてTAKAHIROは「怒られるのが怖かった」と明かし、「登坂が集中していたんですけど、隣でそれをやるといよいよ嫌われると思い、遠慮させていただきました」とコメントした。それに対して登坂は控室に戻った際にその話を聞いたと言い「巻き込まれたらどうしよう」と思ったことを明かした。

最後にTAKAHIROは「もっと期待に応えていけるように、素敵なエンターテイメントをお届けしていけるように一丸となって盛り上げていきます」とメッセージを贈った。