今回解禁された場面写真

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宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』の熱気溢れる“釜場シーン”のメイキング映像が解禁された。

“死にゆく母と残される家族の愛と絆”を、驚きの展開とラストで描き、涙と生きる力がほとばしる感動の詰まった物語。『チチを撮りに』がベルリン国際映画祭など国内外の10を超える映画祭で絶賛された中野量太監督の商業デビューとなる本作。出演を務めるのは、脚本を読み「心が沸かされた」という宮沢りえ。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”双葉役を熱演する。娘の安澄を演じるのは注目の実力派若手女優・杉咲花。頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年の拓海役に松坂桃李。さらに篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた新人子役の伊東蒼が新しい家族の物語を彩る。

今回、新場面写真2枚とメイキング映像が解禁された。幸野家の父・一浩(オダギリジョー)と拓海(松坂桃李)が「幸の湯」の熱い湯を沸かす聖域・釜場にて、汗を流し薪をくべる男らしさ溢れるシーン。実在する銭湯である栃木県・足利市「花の湯」で撮影されたメイキング映像には、額に汗してひたすら薪をくべる松坂のもとへ優しい笑みを浮かべながらふらりふらりと近づくオダギリ。終盤ではオダギリが松坂にぽんぽんと触れる姿も映り、どこかユーモラスで可愛らしいやり取りが垣間見える1シーンとなっている。

このシーンでの撮影について、中野監督は「炉の前は想像よりもはるかに熱く、カメラマンがのぼせてしまうほどだった」と振り返る。そんな過酷な現場の中でも「オダギリさん、松坂さんは二人とも、子どもの火遊びではないけれど、火を焚くのがとても楽しそうで、(火を焚くのは)人間の本能なのか、演技指導はほとんどなく自然な芝居が出来ていた」とコメントしている。

今回解禁された場面写真

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映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
脚本・監督:中野量太
出演:宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼、松坂桃李、オダギリジョー
配給:クロックワークス
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会