カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品『母の残像』の予告編映像が解禁された。
女性戦争写真家の突然の死から3年、彼女の知られざる一面が家族にもたらすものとは―。長編デビュー作『リプライズ』(2006)がノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞にて3部門受賞、『オスロ、8月31日』(2011)がカンヌ国際映画祭ある視点部門をはじめ世界各国の映画祭で絶賛され、本作は長編3作目にして初めての英語作品となる新鋭ヨアキム・トリアー監督。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、2016年アマンダ賞にて監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞し、世界中から注目される監督となった。ジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、デヴィッド・ストラザーンら世界中から集結した豪華キャストが共演。
今回、予告編映像が解禁された。戦争写真家であるイザベル・リード(イザベル・ユペール)には、夫ジーン(ガブリエル・バーン)と二人の息子、ジョナ(ジェシー・アイゼンバーグ)とコンラッド(デヴィン・ドルイド)がいる。イザベルの女性写真家としての姿、ジーンにとっての妻としての姿、そしてジョナ、コンラッドにとっての母親の姿が、彼らの記憶と現在の想いとともに映し出される。家族一人一人にとっての彼女の本当の姿とは一体―。個性豊かに表現される、繊細かつ詩的な映像美に思わず酔いしれてしまう映像となっている。
映画『母の残像』は2016年11月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!
監督:ヨアキム・トリアー
出演:ガブリエル・バーン、ジェシー・アイゼンバーグ、イザベル・ユペール、デヴィン・ドルイド、デヴィッド・ストラザーン
2015年/ノルウェー、フランス、デンマーク、アメリカ/109分
配給 ミッドシップ
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