英国人数学者とインドの名もなき事務員が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を映画化した本作。独学で数学を学び、数学界に多大な貢献をもたらした“アインシュタイン並みの天才”と称えられるラマヌジャンを『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、英国人数学者G.H.ハーディをジェレミー・アイアンズが演じる。舞台となるケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジの全面協力により、かけがえのない友情が生んだ歴史的瞬間がドラマティックに再現される。1914年の英国。数学者ハーディ教授は、インドから届いた一通の手紙に夢中になり、差出人のインドの事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる―。
Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグはラマヌジャンに多大なるリスペクトを寄せており「インターネットがない時代に、ラマヌジャンは、たった一冊のノートで世界を変えたんだ」と彼の半生を感動的に描いた本作を絶賛している。日本でも、本作を鑑賞した各界の著名人たちから絶賛コメントが続々と寄せられている。
安藤和津(エッセイスト、コメンテイター)コメント
神に愛された男と神を拒否する男。肌の色も文化も異なる二人を結びつけた数式は今を生きる私たちの未来にも光をあてる。この作品には心に刺さる感動が詰まっている。
川上量生(ドワンゴ会長)コメント
未来の人工知能から生まれた最初の数学者は、きっとラマヌジャンの姿をしているんじゃないか?
澤穂希 コメント
戦時下で国籍や文化、身分や個性などの違いがあっても、数学を通してお互いが尊重し合い固い絆で結ばれていく、ハーディ教授とラマヌジャンの友情に心を打たれました。
志茂田景樹(作家・よい子に読み聞かせ隊 隊長)コメント
天才は見出す天才がいるから天才なのだ!そのことを衝撃の数式で教えてくれた。
竹内薫(サイエンス作家)コメント
「数学者は色のない絵を描く」この映画を観て、私の頭の中の数学知識が、まるで生命の息吹を得たかのように踊り始めた。学校で数学が苦手になってしまった人にもオススメしたい。
坪田信貴(坪田塾 塾長・「ビリギャル」著者)コメント
胸が熱くなり、心が揺さぶられ、涙しました。是非家族で見てほしい映画です。隣にいる人のまだ見ぬ才能を心から信じ、互いを慈しみ合おうと思える素敵な時間を過ごせると思います。
中野信子(脳科学者)コメント
ラマヌジャンの存在は輝く星のようです。星は明るく大きいほど、その寿命は短いといいます。その残滓が私達を形作っているということを、一体どれほどの人が知っているでしょうか。
ハリー杉山(タレント)コメント
親友への愛、数学への愛、恋人への愛。大英帝国のしがらみと人種の壁さえ溶かす色んな形の愛溢れる作品。そしてこの愛と言う力は奇蹟を起こす力を持つ事を改めて再確認できました。beautiful.
ピーター・フランクル(数学者)コメント
数学という情熱を注ぐ共通の趣味のおかげで、宗教や人種や文化の壁を超える、友情と協力の実話に基づく物語。数学が嫌いな人でも感動できる素晴らしい映画だ!
藤原正彦(数学者、作家)コメント
ラマヌジャンの公式を見て私が感ずるのは、まず文句なしの感嘆であり、そして苛立ちである。なぜそんな途轍もない真理に到達したのか。天空から降りて来た人物としか思えない。
茂木健一郎(脳科学者)コメント
インドの無名の若者が、数学史を塗り替えた!真理の探究が、違いを超えて人を結び付ける。他人との出会いを求めるあなたにこそ、『奇蹟がくれた数式』が必要だ。
山崎直子(宇宙飛行士)コメント
数式は、音楽、絵、詩などの様に、世界を表す美しい手段である。対極ともいえる二人の数学者の、真理を求める友情がとても美しい。
吉行和子(女優)コメント
数学はまるで分らないのですが、ぐんぐん引きつけられて観てしまいました。二人の素晴らしい俳優が奇蹟を信じさせてくれました。
映画『奇蹟がくれた数式』は2016年10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国で公開!
監督・脚本:マシュー・ブラウン
原作:ロバート・カニーゲル著「夭逝の数学者・ラマヌジャン無限の天才」(工作舎)
出演:デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、スティーヴン・フライ
2016年/イギリス/108分
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