『ミュージアム』シッチェス・カタロニア国際映画祭上映

小栗旬×大友啓史監督がタッグを組む超戦慄サイコスリラー映画『ミュージアム』が10月9日(現地時間)にシッチェス・カタロニア国際映画祭で上映され、舞台挨拶に大友啓史監督とカエル男が登壇が登壇した。

息をのむ衝撃のスリラーエンターテイメントである本作は、今最も勢いのある俳優・小栗旬が主演を務め、シリーズ累計興行収入125億円超の大ヒット作『るろうに剣心』で社会現象を作り上げた大友啓史監督がメガホンを取る。さらに尾野真千子、野村周平、大森南朋、松重豊など、日本映画界を牽引し続ける実力派俳優が競演。原作は、その過激な描写と緊迫のストーリー展開で、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上で拡散され、今もなお熱狂的な支持を受け続ける巴亮介の同名コミック。『るろうに剣心』の大友監督とワーナー・ブラザース映画が再びタッグを組み贈る巨大プロジェクトが誕生する。

今回、本作が10月7日から10月16日までスペインのシッチェスで開催中のシッチェス・カタロニア国際映画祭で上映された。世界三大ファンタスティック映画祭の一つである同映画祭には、世界中から優れたエンターテイメント映画が集まっている。本作は、オフィシャル・コンペティション部門に出品された。

超満員となる1200人が集まった会場で上映前に行われた舞台挨拶では、同映画祭に初参加となる大友啓史監督が登壇。2013年に『るろうに剣心』が上映されたが、参加が出来なかった大友監督は「以前からこのシッチェス国際映画祭に来たかった。夢がかなった。アクションあり、恐怖あり、そして皆さんが好きな“血”も出てきます(笑)。どうか『ミュージアム』を楽しんで下さい」とスピーチし、会場中が笑いに包まれた。そして「今日は日本から僕の友達を招いています」と紹介すると、劇中に登場するキャラクター、史上最悪の猟奇殺人鬼“カエル男”がステージに出現し、場内からは驚きと喝采の声を上げった。上映が開始され、メインタイトル『ミュージアム』がスクリーンに映し出された瞬間には拍手喝采が起き、さらに上映中も大歓声が上がるなど、笑いと拍手と歓声が惜しみなく贈られた。

上映後には大歓声が起き、大友監督に数多くの称賛の声が寄せられた。大友監督は、サインと記念写真を求める大勢の観客に囲まれた。さらに「グレートな映画だった!」「今まで観た中で最高の映画だ!傑作だ!」「単なるスリラーではなく、スリルを最大限に引き出すプロセスが素晴らしい!」と次々と感想が寄せられた。そしてなんと、会期中に雨が降ることがないという同映画祭で、本作上映前夜と上映日の夜に大雨が降った。「雨が降ると、奴が来る」というカエル男がシッチェスに雨を降らせたのか?各賞の発表は、10月16日(現地時間)に行われる。

『ミュージアム』シッチェス・カタロニア国際映画祭上映 (1)

『ミュージアム』シッチェス・カタロニア国際映画祭上映 (2)

『ミュージアム』シッチェス・カタロニア国際映画祭上映 (3)

『ミュージアム』シッチェス・カタロニア国際映画祭上映 (4)

『ミュージアム』ポスタービジュアル

映画『ミュージアム』は2016年11月12日(土)より全国で公開!
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 巴亮介/講談社 © 2016映画『ミュージアム』製作委員会