今年で3回目となる「CROSSCUT ASIA」(クロスカット・アジア)は、2014年に東京国際映画祭の一部門として新設立された部門。アジアの現在を鋭く切り取った珠玉の映画を、テーマに沿って紹介する。今年は、究極の多様性を内包する国ともいわれる「インドネシア」を大特集する。
今回、CROSSCUT ASIA部門で発行される特別ブックレットに日本の国際派スター、ディーン フジオカのスペシャルインタビューが掲載されることが決定した。香港で映画デビューし、台湾、そして日本で大ブレイク中のディーンは、生活の拠点をインドネシアのジャカルタに置きながらワールドワイドに活躍している。ディーンが語るインドネシアの魅力や、デビューから今までの活躍、そして国際派スターとしての今後の抱負を、撮り下ろし写真を含む6ページにわたる充実したインタビューで確認することができる。
また、直木賞作家・篠田節子の巻頭エッセイ、石坂健治プログラミング・ディレクターによる国際派監督テディ・スリアアトマジャの真髄に迫るインタビュー、躍進めざましいインドネシアの若手女性映画人たちの鼎談など、このブックレットだけの注目企画が盛り沢山となっている。特別ブックレットは、本部門の来場者に無料で配布される予定。
また、本部門ではシンポジウムも開催される。
シンポジウム「インドネシア未来図~女性映画人は語る」
日時:2016年10月26日(水)13:50開始
※『三人姉妹(2016年版)』の上映及びQ&A後に開催
会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(スクリーン1)
ゲスト:カミラ・アンディニ(『ディアナを見つめて』監督)、ニア・ディナタ(『三人姉妹(2016年版)』監督)、メイスク・タウリシア(『ディアナを見つめて』『舟の上、だれかの妻、だれかの夫』プロデューサー)、モーリー・スリヤ(『フィクション。』監督)(予定)
※この回の『三人姉妹(2016年版)』を鑑賞した方は、そのままQ&Aとシンポジウムを見ることが出来る。また、席に余裕が有る場合のみ、シンポジウムから無料で参加も可能。シンポジウムのみ参加を希望の方は13:40までにTOHOシネマズ六本木(スクリーン1)入口前で受付
第29回東京国際映画祭は2016年10月25日(火)~11月3日(木)に六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催!