中学から高校へ、思春期の真っ只中で、悩みを抱えた5人の女の子が出会い、ぶつかり合い、絆を育みながら成長していく特別な時間の物語。個性的な“5人のヒロイン”を瀬戸麻沙美・井澤詩織・種﨑敦美・小澤亜李・黒沢ともよが演じる。様々な思いが交錯する青春ストーリーに、ダンスと音楽の華やかさが加わり、さらにドラマティックな設定に、ヒロインたちの様々な魅力があふれ出す。監督を務めるは「プリキュア」シリーズのダンス映像を多数手がけてきた宮原直樹。“5人のヒロイン”によるまだ誰も見た事のないガール・ミーツ・ガールの青春ストーリーに仕上がっている。
今回、ヒロイン・伊純(いすみ)の家族のキャストが決定した。ゲスト声優として出演するのは、高知県出身で高知県観光特使を務めている島崎和歌子、小野大輔、羽佐間道夫の3名。声優初挑戦の島崎は伊純の母親・恵理子役を演じる。高知県出身のヒロインの母親ということで高知県の方言、土佐弁を話せるキャストを探していたところ、島崎に白羽の矢が立った。一緒にアフレコ収録を行った伊純役の瀬戸麻沙美には、その場で土佐弁のアドバイスもしたという。劇中では、典型的な高知の女性・母親として描かれ、多感な中学生の伊純を見守り、東京への転勤が決った夫を支えながら、引っ越しの準備や手続きなどをテキパキとこなしている。
小野が演じるのは、伊純の父親・俊平役。自身の仕事の都合で家族3人東京へ引っ越すこととなり、伊純の反感を買ってしまう。おっとりとした性格で、引越しの荷物をへらすことのできない優柔不断な男性である。そして、羽佐間が演じるのは、伊純の祖父・元治役。長年漁師として生き、伊純が唯一心を許し本音を打ち明ける事が出来る存在。
島崎和歌子(主人公の母・恵理子役)コメント
この歳になって、初めてのことにチャレンジさせていただけるとは思っていなかった。今回の役は、地元の言葉で話すということと、母親役ということで、お話がきまった後に、地元の母親や友人に電話しました。東京にいると方言のニュアンスを忘れてしまうので、思い出す意味で、というのと母親にはなったことがないので、“お母さん”ってどんな感じなんだろうと思って、友人が子供たちを叱っている様子見たり、自分の母親が私にどんな風に接してくれたかな、と思い出したりしてました。女性なら、女の子なら誰しも経験したことがあると思います。私たちの世代の方も、10代の頃を思い出すと懐かしいな、あの当時の友達は、みんな元気かなと思い出しました。胸いっぱいの青春ストーリーです。そして、土佐弁が溢れております。地元の高知の言葉を話すことができて、誇らしいのですが、皆さんもこの映画を見て、ふるさとを思い出していただけると嬉しいな、と思います。そして、思春期の女の子が、少し成長していく姿を見てほしいな、と思います。
小野大輔(主人公の父・俊平役役)コメント
高知県民として、島崎さんとの共演は本当に光栄なことです。 まっこと嬉しいちや!ネイティブな土佐弁による夫婦の会話がナチュラルに作品と調和できるように、この作品のもつ温かさを表現できるようにと心がけました。素敵な作品に参加出来たことに感謝しています。
映画『ポッピンQ』は2016年12月23日(金・祝)より全国で公開!
監督:宮原直樹
超えの出演:瀬戸麻沙美、井澤詩織、種崎敦美、小澤亜李、黒沢ともよ、田上真里奈、石原夏織、本渡楓、M・A・O、新井里美、石塚運昇、山崎エリイ、田所あずさ、戸田めぐみ
配給:東映
©東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016