SF超大作シリーズ最新作『スター・トレック BEYOND』のジャパンプレミアが10月19日（水）に新宿歌舞伎町で行われ、J.J.エイブラムス、サイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督、「スター・トレック」50周年記念アンバサダーの前田敦子が登壇した。

全世界で8億5300万ドルを記録している、壮大なスペクタクルとドラマティックなストーリーのSFアクション超大作シリーズ最新作。前二作を監督したJ.J.エイブラムスが製作を担当し、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める。脚本はコッティ役として出演するサイモン・ペッグとともにダグ・ユングが務める。クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、アントン・イェルチンらが引き続き出演し、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリムが新たに出演する。

今回行われたイベントには、製作を担当したJ・J・エイブラムス、スコット役として出演し、脚本も担当するサイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督が来日し、さらに「スター・トレック」50周年記念アンバサダーの前田敦子の4人が登壇し、ホワイトカーペットでのファングリーティングやステージでの舞台挨拶が行われた。

『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』以来9か月ぶりとなる来日のJ.J.エイブラムスは「こんばんは！」と日本語で挨拶すると、集まったファンからは大きな声援が起きた。続けて「世界で一番大好きな都市、東京に戻ってこられてうれしいです」とコメント。前2作で監督を務めたJ.J.エイブラムスだが、本作では製作を担当し、監督をジャスティン・リンが務めている。また、スコット役として出演するサイモン・ペッグが共同脚本を務めているが、そのことについて「素晴らしいコラボレーションで、才能があふれている。少し切ないのが、今回がベストになってしまったこと」と本作を絶賛した。

また、別のオファーを蹴ってまで本作の監督を務めたというジャスティン・リン監督は「光栄だし、プレッシャーも感じた」と明かし「JJが築いたキャスト、（共同脚本の）サイモンとダグ、そういった方たちと一緒に作れることで、いい映画になると思いました」とチームワークの良さを伺わせた。また、脚本を担当したサイモン・ペッグは、その経緯について「たくさんのお金をJJに払った」と話し笑いを誘うと「素晴らしい仲間だと思う」と笑顔を見せた。また、日本のオタク文化が好きだというサイモン・ペッグは「オタク！」と叫び、行ってみたい場所については「スノーボードが好きで、日本にはいいパウダースノーがあると聞いている」と語った。

続けて、「スター・トレック」50周年記念アンバサダーの前田敦子が登壇し「『スター・トレック』（2009）の会見でJJさんにお会いした。再会できてうれしいです」と挨拶した。最後にJ.J.エイブラムスは「いつも温かい歓迎をしてください感謝しています。みなさんのことを愛しています」とメッセージを送った。