お酒はかなり飲み、タバコは止められず、体重はいつもオーバー気味。ドジっぷりもハンパなく、自分に甘くて立ち直りがやたらと早い―。恋に夢中だがキャリアも大事という崖っぷちアラサー大人女子を描き、一大ブームとなったシリーズ2作から11年。本作で、再びブリジット・ジョーンズを演じるのはレニー・ゼルウィガー。イケメンな恋のお相手マーク役には前作に引き続きコリン・ファース。そして今回、新たに高スペックのナイスガイ、マークの恋のライバル・ジャック役としてパトリック・デンプシーが出演する。
今回のイベントには、11年ぶりの来日となる主演のレニー・ゼルウィガーと、8年ぶりの来日となるパトリック・デンプシーが登壇、さらに舞台挨拶前に行われた“ピンクカーペット”イベントには、磯山さやか、三四郎、林家ぺー、林家パー子、ぺえ、モデルのゆうたろう、ものまねタレントのゆうたろうが登場し、イベントを盛り上げた。
ピンクカーペットでファングリーティングを行った後に舞台挨拶に登壇したレニーとパトリックはともに「こんにちは!」と日本語で挨拶すると、会場で待ちわびたファンからは大きな歓声が起きた。レニーは「この時間をみなさんと共有できることが幸せです」と笑顔で挨拶し、パトリックは「また戻ってこれてうれしいです」と笑顔でコメントした。
レニーは今回の来日で「食べたいものがいっぱいあるので、長いリストがあります」と話し、その中でも一番は「ラーメン屋さんに「行きたい」と明かした。また「日本庭園を観たいし、皇居を歩いてみたい。探索をしてみたいです」と笑顔で答えた。パトリックが観客に対して「おすすめは?」と聞くと「もんじゃ!」と返ってきたが、すぐに分からなかった様子で「“mangiare”(マンジャーレ、イタリア語で『食べる』」という意味)に似ているね」と冗談で返す場面もあった。また、レーシングドライバーでもあるパトリックは昨年、冨士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)に出場するために来日しており、今年同レースで優勝したトヨタに対して「おめでとう!」と祝った。
今回、新たに本シリーズに参加したパトリックだが共演についてレニーは「すごく楽しくて、笑いすぎて監督に怒られました」とコメントし、その理由について「アドリブが多いので何をするか分からない。まじめな顔をしなきゃいけないのにふざけるので、パトリックの脇に顔をうずめて隠したりしました」と明かした。また、パトリックは「最初は緊張しましたが、みんなも久しぶりなので緊張感があって、むしろ絆を作ってくれました。みんなが支えてくれて、笑い声が絶えない楽しい現場でした」と仲の良さを伺わせた。
本シリーズではブリジットが日記をつけることがポイントとなるが、日記に書きたくなる印象的な出来事を聞かれたレニーは「『映画を作るよ』という知らせを受けた時」と明かし、パトリックは「コリンを含めて、3人は思い出深い」と答えた。またパトリックは「日記をつけていなかったので、これをきっかけに日記を書くようにします」と笑顔で語った。
イベントの最後には、レニーとパトリックと観客全員でスペシャルドリンクで乾杯が行われ、その後作品の大ヒットを願って三本締めでイベントが終了した。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は2016年10月29日(土)より全国で公開!
監督:シャロン・マグアイア
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures.