佐々木希、イェソン、朝原雄三監督

佐々木希、イェソン、朝原雄三監督

第29回東京国際映画祭の特別招待作品『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の舞台挨拶が10月25日(火)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、W主演のイェソン(SUPER JUNIOR)と佐々木希、朝原雄三監督が登壇した。

イェソンが「監督と佐々木希さんとこのような場に一緒に来れてうれしい」と日本語で挨拶し、初主演作品が国際映画祭という場で招待作品に選ばれたことについて「夜も眠れなかったほどドキドキしている。観客のみなさんと過ごす時間を楽しめたら」と答えた。また、当日の衣装については「ドキドキしている気持ちを込めて、心臓のあたりにバッジをたくさん付けてきた」と笑顔を見せると、劇場に集まったファンからは黄色い歓声が沸いたほか、英語通訳に「Yeah.」と相槌を打つお茶目な姿を時折見せ、和やかな雰囲気で舞台挨拶を盛り上げた。

続いて、この作品が国際映画祭の招待作品として上映されるにあたり、海外のゲストに訴えていきたいポイントを尋ねられた佐々木は「沖縄での撮影を通して、日本文化の一面を象徴する作品に仕上がった。そのような点からも楽しんでもらいたい。日本で観光する前に見る、予習のような楽しみ方もできるかも」と語った。

朝原監督は「もっといわゆる“韓流”作品を求められるかと思ったが、プロデューサーには『朝原さんにはできないはずです、いつも通りやってください(笑)』と言われた」と裏話をこぼしながら、異文化の間での恋愛を描くことについて「英語も韓国語も話せない私が、こんな多文化を扱う作品でメガホンをとることとなり驚いている。しかしイェソンのファンの皆さんを見ていると、改めて言葉の壁などないと感じさせられるし、異文化交流こそ人間として大事だと考えさせられる。沖縄基地問題や韓国の歴史という観点でないこの作品が選ばれたことにも意味があるのではないか」と語りながら、最後には「みなさんもぜひ国際恋愛してください」と会場の笑いを誘った。

イベントの最後には、サプライズとして一般客に写真撮影が解禁され、報道陣だけでなく一般客にも笑顔を見せる3人であった。さらにイェソンからは「雨が降っているから気を付けて帰ってください」とファンを気遣う場面もあった。

アジアNo.1マルチエンタテインメント グループ・SUPER JUNIORのリード・ヴォーカル、イェソンと、モデルをはじめ女優としてもより活躍している佐々木希が初共演のロマンティック・ラブストーリーである本作。仕事も恋もダメなヨンウン(イェソン)が沖縄で出会った人は、幼い息子のためにがむしゃらに頑張るシングルマザー・さくら(佐々木希)。その一生懸命さに心を動かされ何かと応援するうちに、気づけば2人の距離がぐっと近くになっていく。ヨンウンがさくらを暖かい眼差しで見守り支える姿が切なくキュンとするラブストーリーだ。

【取材・文/坂東樹】

イェソン

イェソン

佐々木希

佐々木希

イェソン

イェソン

佐々木希、イェソン

佐々木希、イェソン

第29回東京国際映画祭は2016年10月25日(火)~11月3日(木)に六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催!

映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は2016年11月3日(木・祝)より全国で公開!
監督:朝原雄三
出演:イェソン(SUPER JUNIOR)、佐々木希
配給:松竹メディア事業部
©2016「いきなり先生」製作委員会