今回解禁された場面写真 Photo Credit Kerry Brown

今回解禁された場面写真
Photo Credit Kerry Brown

マーティン・スコセッシ監督が日本を舞台に描く『沈黙―サイレンス―』のアンドリュー・ガーフィールドを映し出した場面写真が解禁された。

戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」(新潮文庫刊)をマーティン・スコセッシが映画化した本作。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために、たどり着いたポルトガル司祭の目に映った想像を絶する日本。人間にとって本当に大切なものとは何かを、壮大な映像で描いた。アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーに加え、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派豪華キャストが集結。

今回、アンドリュー・ガーフィールド演じる主人公ロドリゴの場面写真が解禁された。ロバート・レッドフォード監督作品『大いなる陰謀』(2007)で映画デビューを飾ったガーフィールドは、テリー・ギリアム監督『Dr. パルナサスの虜』(2009)、デヴィッド・フィンチャー監督『ソーシャル・ネットワーク』(2010)などでキャリアを重ね、主人公ピーター・パーカーを演じた『アメイジング・スパイダーマン』(2012)でその名を世界に知らしめた。その後も『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』(2014)ではリーマンショック後のアメリカに生きる労働者を演じるなど、個性的な演技を披露している。また、主演最新作『ハックソー・リッジ(原題)』(11月4日全米公開)では、敬虔なクリスチャンであることから武器を放棄した救護兵を体当たりで熱演しており、批評家の評価も高く、本作と併せて賞レースへのノミネートが確実視されている。

本作でガーフィールドが演じるのは、ポルトガル人の若き宣教師ロドリゴ。日本に渡ったフェレイラ(リーアム・ニーソン)が棄教したとされる師の真実を確かめるために、同僚のガルペ(アダム・ドライバー)と共に日本を目指す。長い旅の中継地であるマカオで出会った日本人キチジロー(窪塚洋介)に導かれて長崎にたどり着くが、到着したのもつかの間、苛烈な切支丹弾圧を行う長崎奉行の目を逃れ、敬虔な信者であるモキチ(塚本晋也)らが暮らすトモギ村に匿われることになる。今回解禁された画像は、ガルペと共に潜伏を続けていたロドリゴが、つかの間の休息を求め隠れ家から外に出た姿をとらえた場面写真。降り注ぐ陽光によって浮かびあがるその顔には、手入れがされていない髪に無精ヒゲが伸び盛っている。しかし、ロドリゴの表情には、輝ける未来を信じる信念が宿り、その瞳は輝きに満ちている。どんな苦難にも耐える信念を胸に秘めたロドリゴだが、この先には過酷な試練が待ち受けていることになる―。

Photo Credit Kerry Brown

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映画『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国で公開!
監督:マーティン・スコセッシ
原作:遠藤周作「沈黙」(新潮文庫刊)
出演:アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ
配給:KADOKAWA