小栗旬が主演を務め、『るろうに剣心』を大ヒットに導いた大友啓史監督がメガホンを取る、息をのむ衝撃のスリラーエンターテイメントである本作。尾野真千子、野村周平、大森南朋、松重豊ら実力派俳優が豪華共演。原作は、その過激な描写と緊迫のストーリー展開で、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上で拡散された同名コミック。11月12日(土)の公開週末2日間で2億4,449万円の興行収入を記録した。
今回、劇中でバトルをすることになる小栗旬と妻夫木聡の場面写真が解禁された。「小栗旬も妻夫木聡も演技凄過ぎて圧倒された」、「小栗旬と妻夫木聡の鬼気迫る対決が怖かった」という絶賛の声の中、「妻夫木聡の怪演、小栗旬の鬼気迫る演技は見事!」との声も挙がっている本作。小栗は沢村刑事役について「沢村という男の中には反省や悔しさ、怒りなど様々な感情が入り組んでいたので、この役を生きるのはなかなかしんどい作業ではありました」と語り、カエル男・霧島の罠にはまり地下室に監禁されるシーンの撮影では「自分自身も監禁状態に追い込もうと思っていたので、ホテル住まいをしたんです。あの一週間は、食事も劇中で食べているハンバーガーだけ。むしゃぶりつくように食べていますが、本当にお腹が空いている状態だったので、素直にあの演技になりました」と振り返る。撮影現場とホテルのほかは外出せず、寝ない、食べないの極限状態から生まれた、やつれきった沢村の表情は、その命がけの役作りから生まれたものであったことを明かしている。カエル男・霧島を演じた妻夫木は「自分なりに考えたり、過去のサイコパス映画を観たりもしましたが、この手の役柄は頭で考えても難しいんじゃないかと思ったんです。悩んだ挙句、すべてゼロに戻して、まずマスクをかぶってみることにしました。自我を捨てて役を楽しんで演じれば、そこから出た芝居は嘘じゃなくなる。真実に変わるんじゃないか」と役作りについて語っている。
小栗と妻夫木の鬼気迫る演技のぶつかり合いは、沢村と霧島の激しすぎるバトルへと繋がり、観客をスクリーンに惹き付ける素晴らしいシーンを完成させた。さらにクライマックスへ向けて加速度的にテンションを上げていき、やがて誰も予想できない衝撃の結末へと突き進む―。
映画『ミュージアム』は2016年11月12日(土)より全国で公開!
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋、松重豊、妻夫木聡
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 巴亮介/講談社 © 2016映画『ミュージアム』製作委員会