伝説のトランペット奏者の波乱の人生を描いた『ブルーに生まれついて』でマリアッチ姿のイーサン・ホークの場面写真が解禁された。

1950年代のジャズシーンを代表するトランペッターでシンガーのチェット・ベイカー。マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ると言われて一世を風靡したが、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた。本作は、天才ミュージシャンの転落と苦悩を描くとともに、一人の女性との出会いを描いたラブストーリー。主演のイーサン・ホークは6か月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、歌も披露している。

今回解禁されたのは、メキシコの楽団“マリアッチ”として演奏するイーサン・ホークの姿を捉えた場面写真。クスリに溺れ落ちぶれたチェット・ベイカーが食いぶちとして行きついたその先の姿―それが“マリアッチ”だった。ご機嫌な音楽で、祭りや記念日などに欠かせない存在で、人生の重要なシーンを盛り上げ、観光地でも場を盛り上げる。幅の広い帽子をかぶり、伝統的な衣装で胸には赤いリボンをひらりと見せる。ジャズクラブでクールにトランペットを奏で観客を虜にしていたカリスマの姿からは大きく異なる一枚。