主演のエマニュエル・ベルコがカンヌ国際映画祭女優賞受賞の『MON ROI(原題)』が『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』の邦題で2017年3月25日(土)より全国で順次公開されることが決定した。
スキー事故で負傷した女性弁護士トニーが、リハビリに励みながら、心から愛しただジョルジオとの過去について振り返る―。パリで運命的な再会を果たした男と女の恋愛と結婚、別れようとしても離れることができない情熱的な深い愛。愛し合っているのにすれ違ってしまう、普遍的な男と女の愛の問題を描く官能的な大人の恋愛映画である本作。
本作でメガホンを取ったマイウェン監督は、監督と出演を兼ねた『パリ警視庁:未成年保護部隊』(2011)でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、本作でもコンペティション部門で女優賞を受賞している。今のフランス映画界をリードする若き才能として注目が高まっている多彩な才能の持ち主、マイウェン監督の最新作で主演を務めるのは、第68回カンヌ国際映画祭で『太陽のめざめ』が女性監督として史上2度目のオープニングフィルムを飾り話題となったエマニュエル・ベルコ。情熱的な愛の喜びと激しい愛ゆえにつきまとう不安に揺れながら、ケガによる痛みからも立ち直っていく主人公を体当たりで演じる。さらに『ジャック・メスリーヌ』シリーズや『美女と野獣』『ブラック・スワン』などのヴァンサン・カッセルがセクシーで魅力たっぷりなジョルジオを熱演。フィリップ・ガレル監督の愛息子であるルイ・ガレルや、マイウェン監督の実の妹である、『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』のイジルド・ル・ベスコなど注目の若手キャストが脇を固める。
弁護士のトニーはスキー事故で大けがを負いリハビリセンターに入院する。リハビリを続ける中、ジョルジオとの波乱に満ちた関係を振り返る。これほどまでに深く愛した男はいったい何者だったのか。なぜ、ふたりは愛し合うことになったのか。10年前、トニーはかつて憧れていたレストラン経営者のジョルジオとクラブで再会し、激しい恋に落ちる。瞬く間に意気投合したふたりは、電撃的に結婚を決め、トニーは妊娠するが―。
映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』は2017年3月25日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開!
監督:マイウェン
出演者:エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン・カッセル、ルイ・ガレル、イジルド・ル・ベスコ
2015年/フランス/126分(R15+)
配給:アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル
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