ダークスーツにオレンジの細いネクタイでビシッと決めたライアン、大ぶりのビジューが付いたドレスにアイメイク、ヒールもブルーで統一したエマは、まさに映画から飛び出したような世界観で登場。劇中で、ライアン演じるセブがピアニストであることから、グランドピアノが置かれたレッドカーペットには記念すべきこの上映を一目体感しようと、非常に寒かったにも関わらずイギリス、ブラジル、中国などの約100人の取材陣と、数百人ものファンが待ち構え、熱気と興奮で溢れ返った。

ライアンは31歳の若き天才デイミアン監督とのコラボレーションについて「彼は明確なビジョンを持っている凄い監督さ。なぜならミュージカルという難しいジャンルでの成功をおさめたからさ」とコメント。デイミアン監督はオスカーについて質問されると「あんまり考えないようにしているけれども、それが自分の夢だしそうなったらいいなと思う」と期待を込めて答えた。

『セッション』で世界中を虜にした新進気鋭のデイミアン・チャゼル監督最新作は、“夢を叶えたい人々が集まる街”LAを舞台に、女優を目指すミアと、ジャズを思う存分演奏したいピアニストのセブが出会い、恋に落ち、そして互いの夢を応援しあうミュージカル・エンターテインメント。ジャズピアニストのセバスチャン（セブ）役を実力派俳優のライアン・ゴズリング、ミア役をエマ・ストーン、さらに『セッション』での熱い演技が記憶に新しいJ.K.シモンズなど豪華キャストが集結。