本年度カンヌ国際映画祭を“絶賛”と“非難”の真っ二つに引き裂いた本作。『ドライヴ』(2011)のN.W.レフン監督が最新作で描くのは、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像。アルマーニ、サンローランなど名だたるブランドが衣装協力し、極上の映像美に輝きを加える。主演のエル・ファニングが自身の心のダークサイドに目覚めていくジェシーを鮮烈に演じており、監督が「クソ最高」と絶賛したキアヌ・リーヴスも見逃せない。
今回、本作『ネオン・デーモン』で個性的な魅力を放つ4人の女優の場面写真が解禁された。
周囲も認める正真正銘の美少女ジェシーを演じるエル・ファニングは、姉ダコタと出演した『I am Sam アイ・アム・サム』(2001)で映画デビュー。本作の撮影中は弱冠17歳で、田舎出身のモデルだった女の子が一躍トップへと登っていく姿がエルの女優としてのスターダムに上っていく姿とリンクする。
ジェシーのモデルへの夢を応援する謎めいたメイクアップアーティスト・ルビーを演じるジェナ・マローンは、12歳のときに『冷たい一瞬を抱いて』(1996)で映画デビュー。その後『プライドと偏見』(2005)、『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)、『ハンガー・ゲーム2』(2013)に出演し、若年性アルツハイマーを患う女性役を演じる『A Moment to Remember(原題)』が待機する大活躍中の若手女優。
売れっ子だが実は全身整形を繰り返す偽りの美を纏ったモデル・ジジ役を演じるのはオーストラリア出身のベラ・ヒースコート。無機質に見据える場面写真の姿とは裏腹に、そのキュートな私服やメイクの高いセンスの面でも注目を集めているベラ。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』をはじめ数々の出演作品の公開が控える。
ジジのモデル友達で新人のジェシーに執拗なジェラシーを抱くサラを演じるのはアビー・リー。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)での活躍が記憶に新しいアビーは、フェンディ、YSL、シャネルなど様々なブランドの広告を務める人気モデル。本作の劇中でも一流モデル出身の本領を発揮し、圧倒的な緊張感を醸し出す。
究極の美を追い求めるファッション業界の裏側を描いた本作に揃った番旬な美女たち。彼女たちが繰り広げる壮絶な惨劇と過激なセクシーショットから目が離せない。
映画『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開!
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:エル・ファニング、カール・グルスマン、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リー、キアヌ・リーヴス
配給:ギャガ
© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch