『たかが世界の終わり』
©Shayne Laverdière, Sons of Manual


米映画芸術科学アカデミーは12月15日(現地時間)に第89回アカデミー賞外国語映画賞のノミネート候補9作品を発表した。

アカデミー賞外国語映画賞は、英語以外の言語のための賞。毎年各国から1作品まで応募することができ、今回、日本からは山田洋次監督『母と暮せば』が応募されていたが、残念ながらノミネート候補作品からは漏れた。本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞したカナダの若き天才グザヴィエ・ドラン監督『たかが世界の終わり』や、7月に行われたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で長編部門観客人気投票で1位に輝いた『Tanna(原題)』がノミネートされた。

ノミネート候補作品

『Tanna(原題)』(オーストラリア)
『たかが世界の終わり』(カナダ)
『ヒトラーの忘れ物』(デンマーク)
『Toni Erdmann(原題)』(ドイツ)
『The Salesman(原題)』(イラン)
『The King’s Choice(英題)』(ノルウェー)
『Paradise(英題)』(ロシア)
『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン)
『My Life as a Zucchini』(スイス)

上記ノミネート候補9作品の中から審査が行われ、候補5作品が2017年1月24日(現地時間)に発表される。

第89回アカデミー賞授賞式は2017年2月26日(現地時間)にハリウッドのドルビーシアターにて行われる。日本では2月27日(月)9:00よりWOWOWにて生中継される。