アメコミ全盛の時代に誕生した日米ハイブリッドヒーロー大作『パワーレンジャー』が2017年7月15日（土）より公開される。

マーベルスタジオやDCコミックから続々とアメコミ原作のヒーロー大作が映画化されているハリウッドで、日本の特撮シリーズが基になっている日米ハイブリッドヒーロー大作が誕生する。総製作費120億円の圧倒的スケールで描く『パワーレンジャー』。

「パワーレンジャー」は、日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」の英語版ローカライズとして全米で放送されているテレビシリーズ。1993年から現在までにシリーズ累計800話を突破し、また世界160か国以上で放送されており、アメリカのTVドラマの中では「シンプソンズ」に次ぐ長寿番組として愛され続けている。また、クリスマスプレゼントに「パワーレンジャー」のおもちゃを買い求める大人たちが店に殺到する現象をモチーフにした映画『ジングル・オール・ザ・ウェイ』（1996）がアーノルド・シュワルツェネッガー主演で公開されるなど、社会現象ともなり、アメリカで最も成功したジャパニーズコンテンツと言える。

2017年、「パワーレンジャー」がついにハリウッドの圧倒的スケールでリブートする。日本人なら誰もが知るジャパニーズ・ヒーローが、誰も見たことがない、新たなヒーローとして覚醒する瞬間だ。今回、日本公開決定と併せてティザーポスタービジュアルが解禁された。主人公となるごく普通の5人の高校生。あるとき驚異的なパワーを手にした彼らが本当のヒーローになるために自身の力と葛藤し、悩み、助け合い、立ち向かう。「パワーレンジャー」のシンボルである稲妻をイメージさせる星空の下で運命に導かれるように出会った5人が佇む姿が描かれており、新たなヒーローの誕生とこれから始まる壮大な物語のはじまりを予感させる、期待感あふれるビジュアルとなっている。

遡ること時は紀元前。古代の地球で世界の運命を決する、大きな闘いが終焉を迎えていた。ある5人の戦士たちによって守られた地球。そこにはやがて新しい命が芽生え、物語は現代に還ってくる。 小さな町､エンジェル・グローブに、普通に暮らす5人の若者がいた。ありふれた日々を過ごす彼ら。しかし、運命に導かれるように出会い、やがて訪れる脅威に立ち向かう”新たな力” を手にする。その力は、なぜ彼らに与えられたのか？いま、物語は再び動き出す―。