『この世界の片隅に』が公開8週目で動員ランキングで9位に浮上し、1月7日からは上映劇場が58館拡大されることが決定した。

本作は、第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、戦況が悪化していく中で、大切なものを失いながらも前を向く女性を描いたアニメーション作品。主人公・すずを演じるのはアニメーション映画初主演となる女優・のん。片渕須直監督が「のんさん以外のすずさんは考えられない」とその声に惚れ込んだ。クラウドファンディングに始まり日本中の想いが結集して珠玉のアニメーション映画が完成した。

公開8週目の12月31日(土)・2016年1月1日(日)の週末興行成績は約3,700万円、動員は約3万人を記録し、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では先週からワンランクアップの9位に浮上した。11月12日の公開週に第10位だった週末動員ランキングだが、その後少しずつ順位を上げ、4週目に第4位を記録。話題作が多い年末にも関わらず、第9位をキープしている。また、累計動員は75万人、累計興収は10億円を突破した(1月4日付、※上映劇場119館)。

1月7日(土)からは上映劇場が58館増え、今後順次公開で累計200館を超える予定となっており、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、メキシコ、台湾、香港、タイなど全世界18か国でも上映が決定。日本のみならず世界からも注目を集めている。

映画『この世界の片隅』は2016年11月12日(土)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国で公開!
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
声の出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、澁谷天外
配給:東京テアトル
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会