カンヌを騒然とさせた話題作『ネオン・デーモン』のN.W.レフン監督が先日来日した際のオフショットが解禁された。
3年ぶりの来日となったN.W.レフン監督。かつてより日本が大好きだと語っているレフン監督だが、今回の本作『ネオン・デーモン』でのPRのために来日した数日間も、イベントや取材でびっしりの中、わずかな合間で東京を観光した様子。
3年ぶりの来日となったN.W.レフン監督。かつてより日本が大好きだと語っているレフン監督だが、今回の本作『ネオン・デーモン』でのPRのために来日した数日間も、イベントや取材でびっしりの中、わずかな合間で東京を観光した様子。
宮﨑駿監督の大ファンだと語るレフン監督は、家族へのプレゼントを買いにジブリショップへ。真剣にショーウィンドウの中を覗き込むその姿は、奇抜なセンスで世界中を騒然とさせる映画監督とは思えない父性溢れる優しいパパの一面を見せていた。また、うなぎやラーメンなど日本食を堪能し、気の緩んでいる様子のリラックスムードな写真も公開。そして、レフン監督お気に入りのスポットといえば、日本が誇る独特なカルチャーがギュッと凝縮された、中野のまんだらけ。無我夢中で棚を物色している様子。
来日中にはファッション誌エル・ジャポンの企画で、俳優・斎藤工との対談が行われた。俳優であり、映画監督でもある斎藤は以前よりレフン監督のファンだったということで念願の対面となった。会ってすぐ意気投合し、『ネオン・デーモン』の世界観の中でレフン監督が斎藤を撮影する場面では、思わず熱が入り過ぎて撮影時間が押してしまったほど。今回の東京観光がレフン監督の今後の作品に何らかの影響を与えるかもしれない。
本年度カンヌ国際映画祭を“絶賛”と“非難”の真っ二つに引き裂いた本作。『ドライヴ』(2011)のN.W.レフン監督が最新作で描くのは、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像。アルマーニ、サンローランなど名だたるブランドが衣装協力し、極上の映像美に輝きを加える。主演のエル・ファニングが自身の心のダークサイドに目覚めていくジェシーを鮮烈に演じており、監督が「クソ最高」と絶賛したキアヌ・リーヴスも見逃せない。
映画『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開!
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:エル・ファニング、カール・グルスマン、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リー、キアヌ・リーヴス
配給:ギャガ
© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch