カンヌを騒然とさせた話題作『ネオン・デーモン』の“緊迫のオーディションシーン”の本編映像が解禁された。
本年度カンヌ国際映画祭を“絶賛”と“非難”の真っ二つに引き裂いた本作。『ドライヴ』(2011)のN.W.レフン監督が最新作で描くのは、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像。アルマーニ、サンローランなど名だたるブランドが衣装協力し、極上の映像美に輝きを加える。主演のエル・ファニングが自身の心のダークサイドに目覚めていくジェシーを鮮烈に演じており、監督が「クソ最高」と絶賛したキアヌ・リーヴスも見逃せない。
本年度カンヌ国際映画祭を“絶賛”と“非難”の真っ二つに引き裂いた本作。『ドライヴ』(2011)のN.W.レフン監督が最新作で描くのは、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像。アルマーニ、サンローランなど名だたるブランドが衣装協力し、極上の映像美に輝きを加える。主演のエル・ファニングが自身の心のダークサイドに目覚めていくジェシーを鮮烈に演じており、監督が「クソ最高」と絶賛したキアヌ・リーヴスも見逃せない。
今回解禁された本編映像は、美女同士が意地とプライドと魂をぶつけ合う世にも恐ろしい“オーディションシーン”。モデルになるためロサンゼルスへとやってきたジェシー(エル・ファニング)は、トップデザイナーであるロバートのショーを飾るモデルのオーディションに参加する。その場でロバートは、同じくオーディションに参加していたベテラン美女モデルのサラ(アビー・リー)には一切目もくれず、ジェシーの美しさに圧倒され虜になる。目の前で新人のジェシーが選ばれたことで掻き乱れるサラの嫉妬と憎悪をむき出しにするその表情は、心の底から恐怖を感じる。
「このシーンが一番好きだ」と語っているエルは「ある意味、この映画の言わんとしていることを凝縮しているようなシーンだから。ランウェイを歩いたことはなかったから、スーパーモデルのアビー・リーにランウェイの歩き方を教えてもらったの。腕は動かさない、足は交差して歩くとか」と撮影を振り返っている。劇中ではライバル同士だが、アビー・リー、ベラ・ヒースコート(ジジ役)、ジェナ・マローン(ルビー役)との共演に「彼女たちが私に意地悪をしなくちゃいけないシーンでも、笑い声が絶えないような現場で本当に楽しかったわ!」と明かしている。
映画『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開!
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:エル・ファニング、カール・グルスマン、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リー、キアヌ・リーヴス
配給:ギャガ
© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch