公開5日目にして再び舞台挨拶に登壇した佐々木は「大ヒット御礼舞台挨拶ができるほど幸せなことはない」とあいさつし、横山も「幸せを感じております」と笑顔で挨拶。イベントでは二人が好きな劇中のシーンを投影しながらのトークが行われた。
佐々木が選んだのは“御堂筋を走る場面”で、橋爪功演じる小清水が「嘘やろー!」と予告編でも流れるシーンだが、撮影時のエピソードとして「あれは台本にはなかったんです」と明かした佐々木。さらに、このシーンで橋爪のことを踏むことになる佐々木だが、リハーサル時に本番よりも強く踏んだことでずっと言われ続けたと苦笑。しかし、お気に入りのシーンということで「楽しかった日です」と笑顔を見せた。
横山は“母親とも対話の場面”を選び、キムラ緑子演じる母・悦子が横山が食べ残したものを食べたというエピソードを挙げ「母親は子どもの残り物食べたくなるでしょ」と現場のアドリブで食べていたことを明かした。ここで写真を見ながら佐々木が「この時、髪の毛長いね」とつぶやくと、横山は「今日切りました」と明かし、ファンからは驚きの声が上がった。
続けて、2月3日の節分に合わせて、登壇者から客席へ豆が入った袋が投げられる豆まきが行われた。豆まきが始まると佐々木はステージを降り、観客席の通路を歩きながら豆まきを行い、2階席まで埋め尽くした二人のファンからは大きな歓声が起きた。さらにここで2月4日に誕生日を控える佐々木にサプライズプレゼントが用意され、横山のハッピーバースデーの歌とともにケーキが登場すると、突然の出来事に佐々木は「(ケーキを見ながら)こういうのはどこから食べるってなるよね」と照れ笑い。フォトセッションでは、佐々木と横山がお互いに食べさせあうと客席からはさらに大きな歓声が起こった。佐々木はサプライズに「おおきに!」と満面の笑みを見せた。
佐々木は本作について「予告編ではポップだと思ったけど、ガチ任侠やなと言われる。意外さを喜んでいただいています。みなさんに愛していただける映画にご協力をお願いします」とアピールした。
映画製作出資金を持ち逃げされた2人が、失踪した映画プロデューサーを追って関西やマカオを奔走。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇がまさかの大トラブルへ発展!生き残りをかけた大勝負に出るが―。すぐにキレるイケイケやくざの桑原を佐々木蔵之介、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮を関ジャニ∞の横山裕が演じる。大阪を舞台にした怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンタテインメント。
映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は全国で大ヒット公開中!
監督:小林聖太郎
原作:黒川博行「破門」(KADOKAWA刊)
主演:佐々木蔵之介、横山裕、北川景子、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童、國村隼、橋爪功
配給:松竹
©2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会