疑惑に振り回されながらも互いの真実の愛を信じぬこうとする深い夫婦愛が描かれている本作。今回、“夫婦の日”に合わせて行われたイベントには、東貴博と、東と安めぐみの結婚式がきっかけで爆笑問題の田中と交際を始めた山口もえが登壇した。
劇中のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)をイメージしたカラーの衣装に身を包んだ山口と、マックス(ブラッド・ピット)をイメージした衣装で登場した東。「もう一度、映画館に夫と見に行きたい」と挨拶した山口は「嘘や偽りと格闘しながら、楽しみを見つけて生きていた時代」への葛藤が心を揺さぶっていた様子。それに対して「下町のブラッド・ピットです」と失笑を誘いながら登壇した東は「スパイ映画と思いきや、深い恋愛映画になっていく」と本作の奥深さを表現した。
二児の母である山口は、本作でマリオン・コティヤール演じるマリアンヌを「守るものができた女性はここまで強いんだと思いました」と感銘を受けていた様子で「時代が違ったら幸せに過ごせたのにと思うと切なさが募る」とコメント。東も「冷静沈着にミッションを進める中で、感情を乗せてはいけないのに、愛に捕まったら突き進む」と人間ならではの感情部分に共感していた。さらに自身と重ね合わせる部分も多かったようで、劇中での出産シーンや子どもが歩くシーンは「涙が止まらなかった」と話す。
私生活ではそれぞれ夫婦仲が良いという東と山口。東の披露宴がきっかけで爆笑問題の田中裕二と交際を始めたという山口だが、その山口と田中の結婚式にはいくことができなかったと残念がる東。さらに手紙を託した古坂大魔王が「(手紙が)長かったから途中を端折ったらしいんです。気持ちを入れて書いたのに・・・」と苦笑する場面もあった。また、山口が連絡先を書いた紙を通帳とともに大切にとってあることを明かすと、東も「初めて安からもらった紙を持っています」と今でも変わらない愛情を明かした。
さらにイベントでは、劇中でマックスがフランス語を話すシーンを、東がマネをすることになり、渡された台本を見た東は「フランス語って・・・まず読めないんですけど」と苦笑。それでも読み上げると山口から「とても力強かったです!」と称賛され「2行目から汗が出ましたよ。ブラッド・ピットってすごいと思いました」とコメント。続けて、マックスが泣くシーンを30秒の制限時間内に再現する場面では、残念ながら泣くことはできず。東は「地獄のふりだね」と悔しさを見せた。
東は本作について「これほど愛に満ちた映画はない」とアピールするなど、終始“愛があふれるコメント”が盛りだくさんとなったイベントとなった。
本作は、過酷な運命を前にして究極の愛が試されるラブストーリー。時代に翻弄され、めぐり逢ったマックスとマリアンヌは導かれるように惹かれ合い、やがて本当の愛へと辿り着くが―。アカデミー賞に3度のノミネート経験がある演技派俳優ブラッド・ピットが主演を務め、共演にアカデミー賞主演女優賞に輝く実力派マリオン・コティヤール。名匠ロバート・ゼメキスが監督を務め、戦時中のヨーロッパを舞台とした重厚な物語を描く。
映画『マリアンヌ』は2017年2月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開!
監督:ロバート・ゼメキス
主演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、リジー・キャプラン、マシュー・グード
配給:東和ピクチャーズ
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