本章のストーリーのカギを握る“選ばれし子どもたち”の武之内空役を演じた三森すずこと、高石タケル役を演じた榎木淳弥が、劇中の月島総合高校の制服を着て登場。本作の感想について三森は「(今回は空とピヨモンに主軸を置いたストーリーで)空に感情移入してしまって胸が締めつけられるような想いがしました」とコメント。榎木は「3章の終り方が衝撃的だったので4章がどうなっちゃうんだろうって思っていました。ガブンモンがヤマトのことを君付けするところとか意外とクスクス笑えるシーンも多くてよかったです」と最初の予想とは違った様子で安心していたことを明かした。
お気に入りのシーンについて三森は「太一とヤマトが空の気持ちを全然わかってなくて、もうバカ!って言うところですね。すごい青春感があって、きっとこういう事って実際にもあるんだろうなって思いました(笑)」と語ると、榎木は「タケルがエレキモンと再会するシーンですね。子供の頃リアルタイムで見ていたシーンだったので感慨深い気持ちになりました」と特別な思いがあることを明かした。さらに「あとは太一とヤマトの水中ランデブーですね(笑)」と語ると、場内からは笑いが起きた。
パートナーデジモンのピヨモン役・重松花鳥とのアフレコについて聞かれると「花鳥さんとはいつもアフレコで隣の席なんですけど、今回は役作りのためなのか全然会話をしなかったですね」とアフレコ時のエピソードを明かした。最後に榎木が「ぜひ2回、3回と見ていただきたいです。もう早いもので全6章の内あと3章なので、最後まで応援よろしくお願いします」、三森が「今日観て楽しかったなと感じていただけた方は、SNSで『めっちゃ面白かったわー!デジモン!また観に行くー!』って投稿してください」とアピールした。
またこの日は、週替わりの劇場入場者特典も発表。1週目は総作画監督・渡辺浩二描きおろしB6サイズポストカード(全1種)、2週目は、アニメーションキャラクターデザイン筱雅律・アニメーションディレクター伊藤浩二描きおろしミニ色紙(全2種)、3週目は、キャラクターデザイン宇木敦哉描きおろしポストカード(全2種)が用意されることが決定した。
「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して製作され、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編を全6章で描く『デジモンアドベンチャー tri.』。興収2.3億円、動員14.6万人を突破し大ヒットとなった第1章「再会」に続き、3月より上映された第2章「決意」も興行収入1.6億円を突破、9月より上映された第3章「告白」は興行収入1.3億円を記録。本作は、いよいよ後半のスタートとなる第4章。
映画『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』は2017年2月25日(土)より全国13館で3週間限定公開!
©本郷あきよし・東映アニメーション