ジェイク・ギレンホール主演『雨の日は会えない、晴れの日は君を想う』の“ジェイク・ギレンホールがナオミ・ワッツを肩車する”特別映像が解禁された。

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『わたしに会うまでの1600キロ』のジャン=マルク・ヴァレ監督の最新作は、人生で本当に大切なものを探す、喪失と哀しみ、そして再生を描いた物語。何事にも無感覚な主人公の心の迷いをエモーショナルに描く。主人公・デイヴィス役にジェイク・ギレンホール。妻を亡くし、自分を見失った空虚な男の脆さを、繊細な演技で表現している。また、ナオミ・ワッツがディヴィスの心を溶かしていくシングルマザーを演じる。

今回解禁された映像は、妻を失ったにも関わらず、悲しむことのできないデイヴィス(ジェイク・ギレンホール)と、不器用に生きるシングルマザーのカレン(ナオミ・ワッツ)の心の交流を描いたシーン。ある日カレンと出かけたデイヴィスは、海辺にある今は営業していないメリーゴーランドを見つけるのだが、妻を失ってから破壊行動に駆られているデイヴィスは「解体する予定だ」と告げる店主に、だったら自分にやらせてくれと志願するも、変わり者だと笑われる。その帰り道、突然デイヴィスは、柵を飛び越え海へと全力で走り出す。そのあとを追いかけるカレン。砂浜でカレンがいきなり側転をすると、今度はデイヴィスがカレンを肩車をする。イタリアオペラと聞けば誰もが想像する名曲「ラ・ボエーム」の音楽をバックに、子供の頃に戻ったかのようにはしゃぐ二人の姿が、まるでお互いの心の隙間を埋め合うかのようなシーンだ。

映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は2017年2月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国で公開!
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー
配給:ファントム・フィルム