マーティン・スコセッシ製作総指揮『FREE FIRE(原題)』が『フリー・ファイヤー』の邦題で4月29日(土)より全国で公開されることが決定した。

トロント国際映画祭の世界中からエッジの効いたクレイジーな映画を集めた部門であるミッドナイト・マッドネス部門で、最高賞の”観客賞”を受賞した本作。過去に本部門観客賞には、北野武監督『座頭市』(2003)や園子温監督『地獄でなぜ悪い』(2013)が受賞するなど日本の映画ファンからも大注目される映画賞となっている。そして、この狂作を世に送り出したのが、先月『沈黙-サイレンス-』を引っ提げ来日を果たした巨匠マーティン・スコセッシ。ギャング×狂気をテーマにした本作は、彼の真骨頂とも言える。そんなスコセッシが製作総指揮として監督に大抜擢したのがベン・ウィートリー。エドガー・ライトとタッグを組んだ『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』では独特のブラックユーモアを描き、昨年日本で公開された『ハイ・ライズ』では階級社会の狂気を見事に描いた。

さらに超豪華キャスト陣がこれまでのイメージを180度覆して怪演するクセ者っぷりにも注目が集まる。主演を務めるのは、昨年『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞受賞のブリー・ラーソン。本作では罵詈雑言に拳銃をぶっ放しまくる。さらにアーミー・ハマー(『コードネーム U.N.C.L.E.』)やシャールト・コプリー(『第9地区』)、キリアン・マーフィ(『インセプション』)、ジャック・レイナー(『シング・ストリート 未来へのうた』)など映画ファンには堪らない豪華キャストが集結している。

ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉め事から交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦に!全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは一体誰だ!?

映画『フリー・ファイヤー』は2017年4月29日(土)より全国で公開!
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
監督:ベン・ウィートリー
出演:ブリー・ラーソン、シャールト・コプリー、キリアン・マーフィ、アーミー・ハマー、ジャック・レイナー、サム・ライリー
配給:REGENTS
2016年/イギリス、フランス/90分
© Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown