本年度アカデミー賞最多ノミネート『ラ・ラ・ランド』のPRイベントが2月9日（木）に都内で行われ、渡辺直美が登壇した。

会場となったスタジオに、劇中でヒロインのミア（エマ・ストーン）が着用している黄色いドレスをモチーフにした衣装で登場した渡辺直美。今回のイベントのために特注で作ったというこの衣装に「嬉しいです！」と笑みを浮かべ、映画については「鳥肌です」と一言。さらに「一緒に踊りたくなっちゃいます。ハッピーな気持ちになれる」と大絶賛した。また、本作のダンスシーンで特に魅力的なシーンとして「タップのシーンがキュンポイント」と挙げた渡辺。「タップを習おうかと思いました」と気に入っている様子を見せた。

映画では二人の絶妙な恋愛模様が描かれるが、渡辺は「くそイケメンと超美女。身長差もちょうどいい」と羨ましがる様子も見せた。バレンタインデーが間近だが、誰と本作を見に行きたいかを聞かれた渡辺は「私の彼氏は興味ないので・・・」と答えると、静まり返った会場に思わず「妄想です」と苦笑。

昨年ワールドツアーとしてニューヨークなどで公演を行った渡辺。“夢をかなえる秘訣”を聞かれ「ニューヨークに3か月いると何のためにいるのか忘れちゃう。留学した日にノートに目標を書いていて、それを見直すことで、目標を思い出すことができたのでノートに書くのはいいと思いました」と語り、ニューヨーク留学を公言している芸人ピースの綾部祐二にも「やったほうがいい」とアドバイスしたことを明かした。

ここで、ニューヨークの次はハリウッドを目指してほしいということで、ダンサー集団C-crewのANRIが担当した振付を、渡辺がその場で練習を行って披露することに。ANRIに教わりながら練習する渡辺だが「結構難しい」と顔をしかめながらも「ダンスを10年やってるのでANRIさんに負けないくらいのダンスを披露したい」と断言。何度か練習し、映画さながらのダンスを披露した。ダンス披露には「今ので（ハリウッドに）行けますかね？」と話す渡辺に「いけます。バッチリです」とANRIが太鼓判を押し、「綾部さんにも教えたいと思います」と笑いを誘った。

渡辺は、フォトセッション時に用意された特製チョコレートを「ホワイトチョコだー！」とおいしそうに食べながら「注目していた映画でお仕事をいただけて嬉しいです。素敵で最高に面白い映画なので、たくさんに方にみていただきたい」と本作をアピールした。

映画『ラ・ラ・ランド』は、『セッション』（2014）で世界中を虜にしたデイミアン・チャゼル監督最新作。“夢を追う人が集まる街”LAを舞台に、女優を目指すミアがジャズピアニストのセバスチャンと出会う。やがて恋に落ちる二人だが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことですれ違い始める―。セバスチャン（セブ）役を実力派俳優のライアン・ゴズリング、ミア役をエマ・ストーン、さらに『セッション』での熱い演技が高く評価されたJ.K.シモンズなど豪華キャストが集結。