アドベンチャー超大作『キングコング:髑髏島の巨神』の公開アフレコが2月14日(火)に都内で行われ、新日本プロレスの真壁刀義が登壇した。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)で元プロレスラーで俳優のネイサン・ジョーンズが演じるリクタス・エレクタス役の日本語吹き替えを担当した真壁刀義。プロレスラーである真壁が本作で演じるのは、キングコングに立ち向かう米軍兵士・レルス役。

本作のオファーを受けた時に「マネージャーに『最近のキングコングってしゃべるの?』って聞いたら、『しゃべるんじゃないですかね』って適当なことを言っていた」と明かした真壁。実際には、隊員の役だったが、それでも「歴史ある映画。そこに出させてもらうのは光栄」と笑顔を見せ、映画については「暴れまくるところに醍醐味がある」と興奮気味に語った。また、「エンパイアステートビルを登るイメージだった」という真壁だが「暴れるなら屋外がいいよね」と暴走キングコングの異名を持つ真壁ならではの発言も飛び出した。

アフレコに挑んでみた感想を「『この俺様がやったら完璧だよ』って言いたいところだけど、すごく厳しかった」と苦笑。この場で、いくつかのシーンのアフレコが披露されたが、演出を担当するスタッフから「何言ってるか分からない」や「前向いてしゃべっちゃダメ」など厳しく注意され、真壁も「気を付けます」と真摯に向き合い、最後に「OKです」と合図が出るとほっとした様子を見せた。真壁は「おっかねーんだよ。大人になってこんなに注意されることないからびっくりしちゃった」と笑いを誘った。

イベントの終盤では、この日がバレンタインデーであることと、プロレスラーデビュー20周年を控えていることを記念して、特製のケーキが登場。バレンタインの思い出を聞かれた真壁は「毎年トラック2~3台分くらい事務所に届く・・・早く突っ込めよ」と笑いつつも、今回用意されたケーキにはとても満足しているようで「濃厚なチョコの香りが口に広がる。そこにイチゴの酸味があって、後味がいい」とグルメレポートさながらのコメントを寄せた。

実際に対決するとしたら「シェイクハンド(握手)した瞬間目つぶしでノックアウトです」と自信を見せたが、体長が30mあると聞くと「届かないじゃん。じゃ持ち上げます」と答え、体重が158トンあると聞くと「つぶれちゃうね。仲直りだよね」と対策を練っていた。最後に「迫力がすごい。ストーリーも泣かせる。モンスターたちの動き方など楽しみに来てください」とメッセージを送った。

舞台となるのは、南太平洋に浮かぶ神秘の島、髑髏島。人類がまだ見たことのない生物が生息しているという島で調査隊の前に現れたのは、巨大な島の守護神“キングコング”だった―。2020年にゴジラとの対決が決まっているキングコング。『パシフィック・リム』『GODZILLA ゴジラ』の製作チームが結集して生み出した30メートルを超える巨神キングコングに、トム・ヒドスルトン、ブリー・ラーソンら豪華キャストが集結した調査隊が挑む。


映画『キングコング:髑髏島の巨神』は2017年3月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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