14日(火)に真壁刀義が挑み、演出家からにダメ出しに「厳しい」と苦笑していた本作の公開アフレコ。今回のイベントには、トム・ヒドルストン演じる調査隊リーダーのジェームズ・コンラッドの日本語吹替を行うGAKCT、ブリー・ラーソン演じる写真家メイソン・ウィーバーの日本語吹替を行う佐々木希が公開アフレコに臨んだ。
本作がハリウッド映画の吹替に初挑戦となる佐々木は「緊張しないようにがんばります」と意気込みを語り、隣で落ち着いているように見えたGACKTは「こう見えて緊張しているんです」と笑いを誘う中で公開アフレコが行われた。この日、朝からアフレコを行っていたGACKTが落ち着いてセリフを並べる一方で、翌日にアフレコを控えて緊張気味の佐々木は、演出家から「緊張しているね」とフォロー。その姿を見たGACKTは「かわいいねー」と佐々木を見つめ、場内は笑いに包まれた。また、佐々木はGACKTのアフレコを見て「感動しました。オーラがピカピカ輝いていた」と感銘を受けている様子で「最初から教えていただいて、優しい方だなと思いました」と明かすと、GACKTは「僕はかわいい人には優しいですよ」と笑いを誘った。
公開アフレコを終えたGACKTは「(本作を鑑賞して)予想を裏切った展開だった。最後は前のめりになって見ていた」と興奮気味に語り「オファーがあってよかった。見終わって、一人で興奮していた」と振り返った。吹替への挑戦に「不安はあった」という佐々木だが「新しいことに挑戦するのは大事だと思っていたので挑戦したいと思いました。最後まで目が離せない、手に汗握る映画でした」と絶賛。「女性が見ても楽しめる作品だと思いました」とコメントした。
本作のジョーダン・ボート=ロバーツ監督は先日「日本の文化からインスパイアされた」と語っていたが、GACKTは「ジブリや日本の特撮へのオマージュがたくさん出てくるんです。見たときに横にいたマネージャーにい『これはあのオマージュだよ』と説明していた」と本作の楽しみ方の一つを明かした。また、本作には独特なクリーチャーが出てくることでも話題となっているが、一番印象的なクリーチャーを聞かれた佐々木は「やっぱりキングコングです。どんどん感情移入して、キングコングがんばれってなっていった。ああいうたくましいキャラクターって、男性も女性も好きなんじゃないかな」と語った。
また、本作をきっかけにハリウッド映画への出演について聞かれたGACKTは「ツアーがあって映画のオファーは断っていたので、来年か再来年からは海外で映画をやりたい。ハリウッドはおもしろい方たちもたくさんいらっしゃいますので、またチャレンジしたい」と意気込みを語った。佐々木も「恐れ多いですが、そんな機会があれば挑戦したいです」と笑顔を見せた。
最後に佐々木は「アクションシーンはもちろん、それぞれの葛藤や思いが描かれているので楽しんでみていただけると思います」と本作をアピールした。
舞台となるのは、南太平洋に浮かぶ神秘の島、髑髏島。人類がまだ見たことのない生物が生息しているという島で調査隊の前に現れたのは、巨大な島の守護神“キングコング”だった―。2020年にゴジラとの対決が決まっているキングコング。『パシフィック・リム』『GODZILLA ゴジラ』の製作チームが結集して生み出した30メートルを超える巨神キングコングに、トム・ヒドスルトン、ブリー・ラーソンら豪華キャストが集結した調査隊が挑む。
映画『キングコング:髑髏島の巨神』は2017年3月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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