GReeeeNの名曲誕生にまつわる軌跡と奇跡を描いた『キセキ ーあの日のソビトー』が2017年の邦画実写として初の興行収入10億円を突破した。

本作は、GReeeeNの名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる“ある兄弟の物語”。GReeeeNのプロデューサー・ジンを演じる松坂桃李とジンの弟でGReeeeNのリーダー・ヒデ役の菅田将暉をW主演に迎え、家族との衝突を経て、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出す姿を描く。ヒデの恋人・理香役に忽那汐里、医者で厳格な父親・森田誠一役に小林薫、母・珠美役に麻生祐未が演じ、さらに平祐奈、早織、奥野瑛太、大村真司、野間口徹ら実力派キャストが共演する。

1月28日（土）の公開から3週目を迎えた本作。公開当初の157館から172館へと拡大するなど話題の本作。男女比は4：6で、年齢層も年配層にまで広がり平日の興行も落ちが少ない。さらにリピーターが多く、一度鑑賞した方がまた別の方を連れてくるなど、『キセキ』の輪が広がっている。

今回2月16日（木）までの20日間で、観客動員数802,718人、興行収入1,010,530,700円と、2017年公開の邦画実写作品として初めて10億円を突破した。