19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリー。今回映画化されるのは第4部「ダイヤモンドは砕けない」。主人公・東方仗助役を山﨑賢人が演じるほか、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストが結集し、スペイン・シッチェスと日本で撮影が行われた。
今回解禁されたのは、山田孝之が演じる血も涙もない最狂の凶悪犯アンジェロ(片桐安十郎)のビジュアル。アンジェロは、逃亡中の連続殺人犯で、犯行の邪魔をした仗助(山﨑賢人)を破滅させようと狙う男。昨年9月に行われた本作のプロジェクト発表記者会見で「『ジョジョ』という大きな作品は、東宝とワーナーが組んでの一大プロジェクトとなりますし、本当ならば気負いしそうなんですが、片桐安十郎は史上最低の殺人鬼で割と素に近いと思います。なので、リラックスしてやれると思う(笑)」と笑いを誘う自信たっぷりのコメントを寄せ「僕はこういった役なので変わらずに、夜道を歩くときは誰かを狙います(笑)一応大きな組織に属しているので、本当にはしないですが精神的に狙います(笑)」とコメント。
ビジュアルでは、街中で歩いていたら思わず避けてしまいたくなるような不気味な笑みを浮かべて振り向くアンジェロの姿が収められており、画像だけでも危険人物であることを予感させる。山田は『闇金ウシジマくん』シリーズで、非合法な金利で金を貸し付け、債務者から借金を冷徹に取り立てていく男を怪演。さらに、TVドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」(テレビ東京系列/2011年)では主人公のヨシヒコをコミカルに演じ、『凶悪』(2013)では、隠蔽された殺人事件を追いかけるジャーナリストが事件にのめりこむにつれて“狂気”に満ちていく様をシリアスに熱演するなど、その演技力の高さからカメレオン俳優とも呼ばれる山田孝之が見せる凶悪犯・片桐安十郎は劇中でどのような顔を見せるのか―。
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は2017年8月4日(金)より全国で公開!
監督:三池崇史
原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
出演:山﨑賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介
配給:東宝/ワーナー・ブラザース映画
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社