『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・エンタテインメントの最新作。コアラのバスター・ムーンが劇場を立て直すために世界最高の歌唱コンテストをプロデュース。感傷的にやさしく歌うハツカネズミ、内気なティーンエイジャーのゾウ、25匹のコブタの面倒を見る母親、自由になりたいギャングスターのゴリラ、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ。動物たちが自らの未来を変える機会となることを信じて集結する。
今回解禁された特別映像は、25匹の子豚たちの母親であり、無私無欲に生活する専業主婦ロジータ(ブタ)にフィーチャーし、字幕版の吹き替えを務めるリース・ウィザースプーンのコメントやアフレコ風景を収録している。
ブタのロジータは、いつも家事と25匹の子豚の世話に追われる専業主婦。歌への熱い思いを密かに胸に抱き、母親でも妻でもない“自分”を取り戻すために、コアラのバスター・ムーンが開催する歌のコンテストに挑む。リースは「ロジータは25人の子どもを持つ主婦よ。歌手になりたい気持ちを知ってもらいたいの」と説明しており「歌のコンテストで自分を試してみることにする。人生は一度きり、後悔したくない」とロジータの心境を代弁するかのように語っている。
リースは、新たな自分を開花させようと奮闘しつつも、途中挫折も見せるロジータに共感する部分があったようで「私も人生において何度も怖いと感じたことがあるわ。でも、とにかくやらないとならない時や、トライするだけの勇気が必要な時もあるの」といい、また劇中でロジータが歌う、ケイティ・ペリーの♪ファイヤーワークの歌詞にあるように、ある瞬間、花火のように花を咲かせるロジータの姿について「私は他の人からジャッジされることを恐れず、楽しそうに踊る人を見るのが大好き。そこにはものすごく美しい何かがあるわ」と語っている。
これまで『ミニオンズ』(2015)や『ペット』(2016)などイルミネーション・エンターテインメントの数々の名作をプロデュースしてきたクリス・メレダンドリは「リースは素晴らしい女優であり、人道主義者であるだけでなく、ロジータを生き生きさせる内なる強さを秘めている。驚くほどに複雑なキャラクターに、リースが与える強い意思と母性本能が相まって、観ている者はロジータの一歩一歩を思わず応援したくなってしまう。観客はロジータに釘付けになるんだ」と大絶賛している。3児の母親でありながら、今も第一線で輝き続けるリースだからこそ深みの出る演技に注目だ。
映画『SING/シング』は2017年3月17日(金)より公開!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ジェニファー・サンダース、ピーター・セラフィノーウィッチュ、レスリー・ジョーンズ、ジェイ・ファロア、ニック・オファーマン、ベック・ベネット
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.