ニューヨークを舞台に、華やかで最先端を走る広告代理店の代表が、最愛の人を失い人生を見失う―。そんな時に3人の男女との出会いが人生を思いもよらない方向へと導く―。『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督のもとにウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンという豪華なキャストが集結。セオドア・シャピロの音楽がオシャレなニューヨークの街を盛り上げる。女優たちのスタイリングにも注目の一作。
ウィルが演じるハワードは、広告代理店のスタッフたちを前に”人とつながること”の重要さを、自信に満ちた表情で饒舌にスピーチする。だが、一転して”ドン底”に落ちてからの表情は暗く、言葉も少ない。ウィル・スミス史上最もセリフが少ない役柄かも知れない。劇中では、ニューヨークの広告マンらしく、モノクロ調で落ち着いた色味のコーディネートが印象的なウィル。
今回解禁されたインタビュー映像では、グレー×イエローのカジュアルなトップスで登場し、いつものイケてる“ウィル”らしい表情を見せる。「アラン・ローブによる素晴らしい脚本がなければ、こんな素晴らしい出演陣がそろうことはなかった。映画のコンセプトに全員が揺さぶられた。監督が声をかけた第一候補全員が『イエス』と首を縦に振った。私たちはこの美しい映画をスクリーンで贈る一員になりたいと思った」と振り返る。本作のメッセージについて「どんなどん底に突き落とされても、そこには必ず人生へのギフトもあるということ。目を見開いて、しっかりと掴まなければならない」と人生を輝かせてくれるヒントについて語る。
今回演じたハワードは「冒頭では人生を分かっているつもりでいる。勝利のコツを熟知している男だった。ところが娘を失ってしまい、彼の世界が根底から覆されてしまう。だからハワードは生きていく意義を必死に探し求めているんだ」と役柄を分析。物語の舞台となるクリスマス・シーズンのニューヨークについて「クリスマスは希望や愛に溢れた季節である一方で、惜別の情に駆られるほろ苦い季節でもあって、街の風景からはそういうものが見事ににじみ出る。そういう街の美しさが、ハワードや他のキャラクターが抱える悲しみや葛藤と対照をなしていたので、映画としてはいいバランスが保たれている」と解説し、豪華キャスト陣との共演については「スーパーヒーローだらけのキャストだ。勢ぞろいのシーンはそんなにないけれど、私は一通り全員と共演できている。これだけのレベルの俳優陣との共演シーンが次から次へとあったので、天国のような気分だった」と振り返った。
映画『素晴らしきかな、人生』は2017年2月25日(土)より全国で公開!
監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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