マーティン・スコセッシ監督『沈黙－サイレンス－』の浅野忠信が通辞として初登場するシーンの本編映像が解禁された。

戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」（新潮文庫刊）をマーティン・スコセッシが映画化した本作。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために、たどり着いたポルトガル司祭の目に映った想像を絶する日本。人間にとって本当に大切なものとは何かを壮大な映像で描く。アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーに加え、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮ら実力派豪華キャストが集結。

今回解禁された本編映像は、幕府に捕らわれ、投獄された宣教師ロドリゴ（アンドリュー・ガーフィールド）の前に通辞役の浅野忠信が現れ流暢な英語で棄教を迫る場面。間もなく始まる尋問に備え、誤解が生じないよう通訳を担当すると自己紹介した後に「長年教えるだけで何も学ばない」、「我々の言葉を軽蔑している」と宣教師たちの態度を批判し「我々には、我々の宗教がある」と語る。さらに「転ぶとは、信仰を放棄し棄教することだ」と説き「あなたが棄教しないと囚人が穴に吊るされ、あなたが転ぶまで一滴ずつ血を流す」と煽る。ロドリゴに迫る究極の選択の行く末は―。

本作は、観客動員数が60万人を突破し、ロングラン上映が決定。さらに2月27日（月）には角川シネマ有楽町にてキチジロー役の窪塚洋介が登壇する舞台挨拶の開催が決定した。

劇場：角川シネマ有楽町
日時：2月27日（月）19:30の回
登壇者：窪塚洋介
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