「漫画」の礎を築いた男・北沢樂天の人生を通して漫画文化の原点に迫る『漫画誕生』が4月より撮影開始される。
明治から昭和にかけて活躍し、現在の漫画のルーツといわれながらも歴史に埋もれてしまった幻の漫画家・北沢樂天(きたざわらくてん)。本作は、北沢樂天生誕140周年、さいたま市立漫画会館開館50周年を記念して企画された。北沢樂天を演じるのは、『沈黙-サイレンス-』『ふたりの旅路』など出演作が続くイッセー尾形。監督を務めるのは長編デビュー作『花火思想』(2014)が高い評価を得た大木萠。樂天の人生を追いながら、大きく揺れ動いた近代日本の知られざる漫画史を描き出す。キャスト・スタッフは追って発表される。2017年4月に樂天の地元・埼玉県さいたま市を中心に撮影開始され、2018年初夏の劇場公開を予定。
明治から昭和にかけて活躍し、現在の漫画のルーツといわれながらも歴史に埋もれてしまった幻の漫画家・北沢樂天(きたざわらくてん)。本作は、北沢樂天生誕140周年、さいたま市立漫画会館開館50周年を記念して企画された。北沢樂天を演じるのは、『沈黙-サイレンス-』『ふたりの旅路』など出演作が続くイッセー尾形。監督を務めるのは長編デビュー作『花火思想』(2014)が高い評価を得た大木萠。樂天の人生を追いながら、大きく揺れ動いた近代日本の知られざる漫画史を描き出す。キャスト・スタッフは追って発表される。2017年4月に樂天の地元・埼玉県さいたま市を中心に撮影開始され、2018年初夏の劇場公開を予定。
誰も知らなかった“漫画”の原点―日本の漫画家第1号とも呼ばれる幻の漫画家・北沢樂天に迫る映画が誕生する。樂天は、1876年(明治9年)に現さいたま市大宮区に生まれたとされ、本名は保次という。西洋漫画の手法を学び、当時評価の低かった風刺画を近代漫画として確立、明治から昭和にわたって活躍した。晩年は故郷であるさいたまに戻り、盆栽町に居を構え、1955年に逝去。翌年大宮市の名誉市民第1号に推挙される。さいたま市立漫画会館は、“日本で初めて”の公的な漫画美術館として、樂天の旧宅跡地に1966年に建てられた。開館の折には多くの漫画家が参列し、「漫画の神様」といわれた手塚治虫も訪れている。世界を席巻する「漫画」の原点を築いたのが北沢樂天その人なのだ。
映画『漫画誕生』は2018年初夏より全国で順次公開!
©イッセー尾形事務所/漫画誕生製作委員会