『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・エンタテインメントの最新作。コアラのバスター・ムーンが劇場を立て直すために世界最高の歌唱コンテストをプロデュース。感傷的にやさしく歌うハツカネズミ、内気なティーンエイジャーのゾウ、25匹のコブタの面倒を見る母親、自由になりたいギャングスターのゴリラ、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ。動物たちが自らの未来を変える機会となることを信じて集結する。
今回、欲張り自己チューなマイク(ネズミ)を演じる山寺宏一が、ビング・クロスビーの名曲「ペニーズ・フロム・ヘブン」を見事に歌い上げる本編映像が解禁された。山寺が演じる欲張りで自己チュー、騙すのも、歌うのも、同じくらい軽やかにやってのけるずる賢いマイク(ネズミ)は、お金、権力、そして派手なものが大好きで、フランク・シナトラのように歌うことを得意とするジャズ・ミュージシャン。劇中では賞金目当てにバスターのコンテストに参加するが、アマチュアなほかの挑戦者たちを小バカにするちょっぴり意地悪な一面ある一方、歌のスキルが抜群に高いキャラクター。
本映像は、コンテストでマイク(ネズミ)が自分の身の丈と同じサイズのマイクをまるでレディーを扱うかのように優しく包み込み、ビング・クロスビーの「ペニーズ・フロム・ヘブン」を見事に歌い上げるワンシーン。オリジナル版でマイクを演じセス・マクファーレンの歌声を聴いたことでかなりのプレッシャーを感じたという山寺は「やってやろうじゃないかと息を巻いていたんですが、セスとシナトラの色んな動画を見たり曲を聴いていたら、やべーぞっと思って・・・。レコーディング前日はプレッシャーでなかなか寝付けませんでしたね」と振り返る。しかし、本番では吹替え版の音楽プロデュースを手掛ける蔦谷好位置も絶賛するほどの見事な歌声を披露。低く渋みのかかったダンディーな歌声に聞き入ってしまう。さらに劇中ではシナトラの「マイ・ウェイ」やフレッド・アステアの「レッツ・ダンス・ザ・ミュージック・アンド・フェイス」も披露している。
映画『SING/シング』は2017年3月17日(金)より公開!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ジェニファー・サンダース、ピーター・セラフィノーウィッチュ、レスリー・ジョーンズ、ジェイ・ファロア、ニック・オファーマン、ベック・ベネット
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.