“もも”の節句・ひなまつりイベントには、主演の山本美月と伊野尾慧が、恋愛のパワースポットとして有名な東京大神宮に登場。“恋する女の子”として約20人のファンとともに、映画のヒット祈願や日本中の女の子の恋愛成就を行った。
劇中で、二人が桃の木を植えるシーンにちなんで、特製ももの木に“もも型の絵馬”を掛け、映画のヒット祈願を行った山本と伊野尾。「撮影したのがずいぶん前な気がする」という山本は「やっとここまで来たんだな」と感慨深げに語り、本作が映画初出演にして初主演となる伊野尾は「思い返すと懐かしい感じもする」と振り返り、取材が始まったことで「楽しかった思い出がよみがえります」と笑顔を見せた。
ドラマなどで活躍する神徳監督は本作が映画監督デビュー作となるが、二人とは「三人でもう一回青春が来たみたいに楽しもうよって(話した)」と明かした。同じ大学で同じキャンパスだったという山本と伊野尾だが、山本は「大学では存在は知っていたけど、仕事で会った時のキラキラ感はさすがだなと思いました」と出会いを振り返り、伊野尾も「学校ではお話しする機会はなかったけど、見かけるとキラキラしていました」とコメント。伊野尾は学生生活を振り返り「どんよりしていた。ピーチガールとは違う」と苦笑した。
少女漫画原作の映画には初挑戦となる山本だが、伊野尾は山本について「負けず嫌いでかっこいい」と称賛し、神徳監督も「すごい女優さんだと素直に思いました」と同意した。山本は伊野尾について「すごいまじめでピュア」とコメントしつつ「子犬のようでした」と笑いを誘った。また、映画では胸キュンシーンがふんだんに詰め込まれているが、山本にとっての“胸キュン”を聞かれると「イケメン二人に取り合いされるシチュエーション」を挙げ「女の子ならあこがれる」とコメント。伊野尾は、撮影を振り返り「胸キュン映画をやると聞いて壁ドンできるかワクワクしていたら、壁ドンされた」と笑い、さらに壁ドンをする側の三人に対して「三者三様」と振り返った。
想像と違った様子の伊野尾だが、もし女に子になったらやってみたいことを聞かれると「素敵な男性に壁ドンされたい」とコメント。また、女の子でよかったと思ったことを聞かれた山本は「ファッションの幅が広い気がします。雑誌の撮影をしているときは女の子でよかったと」と笑顔で語った。また、学生時代から芸能活動を行っている山本と伊野尾だが、いま高校生に戻るししたらどんな恋をしたいかについて、山本は「制服デートにすごく憧れる。手をつないで街を歩ければ、それで幸せ」と笑顔で答え、伊野尾は「二人で写真撮ったり、学生にしか行けないところに手をつないでいきたいと思います」とそれぞれの思いを明かした。
また、劇中で女装姿を披露する伊野尾だが、その撮影時には「25年間生きてきて、一度もお別れしていないすね毛とお別れした」と明かし、さらに「自分で見てもきれいな足を監督はきれいに撮ってくれた」と笑いを誘い「(映画を)楽しみにしていただけたら」と自信を見せた。
最後に山本は「五分に一度、恋の事件が巻き起こるハラハラドキドキする楽しいストーリー。日本中の女の子だけじゃなく、みなさんに見ていただけたらうれしい」、伊野尾は「ジェットコースターに乗っているような映画。監督のように青春を取り戻したい方もぜひ見ていただいて、思い出したり、感じていただけたら」と本作をアピールした。
累計発行部数1,300万部を超える大ヒット少女コミック「ピーチガール」が、山本美月x伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)をW主演に迎えて実写映画化した本作。次々に恋の事件が巻き起こる、急展開で予測不可能な三角関係を繰り広げる。見た目は派手だけど中身は超ピュアな女子高生もも(山本)は、真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑)に片想いしていたが、ある日ある勘違いから学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾)に一方的にキスをされ学校中の噂に―。さらに最強の小悪魔・沙絵(永野芽郁)による恐ろしい罠にはまり、ももの恋は絶体絶命―。スリリングで最高にキュンとする、これまでにない恋愛映画が誕生した。
映画『ピーチガール』は2017年5月20日(土)より公開!
監督:神徳幸治
原作:上田美和「ピーチガール」(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:山本美月、伊野尾慧 (Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁
配給:松竹
©2017「ピーチガール」製作委員会 ©上田美和/講談社