騙しあいと復讐が繰り広げられる官能サスペンス『お嬢さん』の劇場用特別予告編が解禁された。

全世界で成人指定映画として異例の大ヒットとなった詐欺師とメイドとお嬢様による過激なエロスと騙し合いを描いた本作。1939年、日本統治下の朝鮮半島を舞台に、スラム街で詐欺グループに育てられた孤児の少女・スッキ(キム・テリ)、莫大な財産の相続権を持つ美しい令嬢・ヒデコ(キム・ミニ)、“伯爵”と呼ばれ、ヒデコの財産を狙う詐欺師(ハ・ジョンウ)らの思惑が入り乱れ、騙しあいと復讐が繰り広げられていく。パク・チャヌク監督の集大成ともいえる本作は、韓国では成人映画(R19指定)のオープニング記録を更新している。

今回解禁された劇場用特別予告編は「覗いてください。欲望の最果て」というナレーションから始まり、襖を覗くと、そこには見たことのない美しくも禁断の世界が広がっているという本作の魅力の一片を垣間見ることができる映像。まさに“過激なエロスと騙し合い”を描き出している。

併せて、各界の著名人から本作へのコメントが寄せられている。

ライムスター 宇多丸(ラッパー・ラジオパーソナリティ)

画面の隅々にまで徹底された、独特すぎる美意識とフェティシズム——こんなド変態な映画(褒めてます!)、絶対にパク・チャヌクにしか作れません!

宮藤官九郎(脚本家・監督・俳優)

衝撃的なビジュアル、驚きの仕掛けが満載
ストーリーが深みに入っていったとき、なぜか笑ってしまう世界観に病みつき!

桜庭一樹(作家)

サラ・ウォーターズ×葛飾北斎×『花と蛇』!?
奇怪なハイブリッドに騙され、裏切られる。

白石和彌(映画監督)

見てはいけないものを自分だけが覗き見たような背徳感が脳髄と下半身を刺激する。
一枚一枚の画も女優も絵画のように美しく、スクリーンにむしゃぶりつきたくなる。
いや、かまわん、むしゃぶりつけ!

映画『お嬢さん』は2017年3月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国で公開!
監督:パク・チャヌク
出演:キム・テリ、キム・ミニ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン
配給:ファントム・フィルム
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