2010年に起きた海底油田爆発事故を映画化した『バーニング・オーシャン』の予告編が解禁された。

爆発から流出停止までの約3か月にわたって全世界が注視した［メキシコ湾原油流出事故］を描く本作。メキシコ湾沖の石油掘削施設が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こし、施設だけでなく海上一面が火の海と化したがこの事故は、世界最大級の“人災“でもあった―。監督はリアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。主演はマーク・ウォールバーグ、共演にカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。

2010年4月20日、いつもと変わらない朝、しかしその日世界中に衝撃が走ることになる―。今回解禁された予告編では、その日の始まりから世界最大級の“人災”が起こるまでを刻々と映し出している。マイク（マーク・ウォールバーグ）たちを乗せたヘリコプターがメキシコ湾沖80キロに位置する石油採掘施設へと向かうが管理職のヴィドリン（ジョン･マルコヴィッチ）が安全テストの担当者を帰してしまっていた。安全性を重んじる施設責任者のジミー（カート・ラッセル）は抗議するが、利益最優先のヴィドリンは問題ないと強硬に押し切る。しかし、最終段階を迎えたとき、緊急事態が発生。リアリティにこだわったバーグ監督はリサーチを重ね、ウォールバーグが「映画史上最大のセットの部類に入るかもしれない」と語るほどの巨大なディープウォーター・ホライゾンを再現。観客をその映画の世界に引きずり込む圧倒的な迫力の映像に仕上げた爆発事故をめぐる、生死を懸けた現場作業員たちの知られざるドラマがついに明かされる―。