『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・エンタテインメントの最新作。コアラのバスター・ムーンが劇場を立て直すために世界最高の歌唱コンテストをプロデュース。感傷的にやさしく歌うハツカネズミ、内気なティーンエイジャーのゾウ、25匹のコブタの面倒を見る母親、自由になりたいギャングスターのゴリラ、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ。動物たちが自らの未来を変える機会となることを信じて集結する。
今回、内気で極度のアガリ症ながら内に秘めたパワフルな歌声が魅力のティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)の吹き替えを務めるトリー・ケリーのコメントやアフレコ風景を収録した特別映像が解禁された。ミーナは、歌い出すと誰もが聞き惚れる天性の歌声の持ち主。しかし、内気でアガリ症な性格が災いしオーディションでは実力を見せられずに失敗してしまう。それでも、主人公バスターの心強い励ましに勇気をもらい、自分自身の弱さを乗り越え“人生を変えるステージ”に立つ。ひとたび殻を破ったミーナが歌う、スティーヴィー・ワンダーの♪「ドント・ユー・ウォーリー・アバウト・ア・シング」のパワフルでソウルフルな歌声はまさに圧巻。まるで満月の明かりがスポットライトのように照らすミーナの姿には、さらなるBIGパフォーマンスへの期待が高まる。
字幕版の吹替を務めたシンガーソングライターのトリー・ケリーは2012年にアメリカで大ブレイクを果たし、第58回グラミー賞最優秀新人賞にもノミネートされた新進気鋭のアーティスト。新米歌手なら誰もが経験する不安をトリーなら十分に理解できるだろうと起用された。ガース・ジェニングス監督は「トリーは演技は未経験だったものの、歌は生まれた時から歌っている。彼女の歌の才能は凄まじいものがある。オーディションで、トリーが象にもたらす雰囲気に一発で惚れた。彼女との録音作業もとても充実していたよ」と振り返る。演じたトリーは「ミーナは内気な女の子で、本当は歌いたいのになかなか踏み出せない。(でも)一度自分を解き放ったら、音楽は恐れに勝ると気づくの」とミーナの繊細な心と音楽の持つ力について語り「私もミーナもシャイで歌という夢を持っているから、いろんな意味でものすごく共感できたわ。その一面だけでも彼女に引かれたのよ」と自身との共通点を明かした。
映画『SING/シング』は2017年3月17日(金)より公開!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ジェニファー・サンダース、ピーター・セラフィノーウィッチュ、レスリー・ジョーンズ、ジェイ・ファロア、ニック・オファーマン、ベック・ベネット
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.