1年に一晩だけ全ての犯罪が許される法律を描いたエクストリーム・スリラー『THE PURGE:ELECTION YEAR(原題)』が『パージ:大統領令』の邦題で4月14日(金)より緊急公開されることが決定した。

『パージ』(2013)、『パージ:アナーキー』(2014)が累計世界興行収入300億円を突破するなど話題のスリラー映画シリーズ最新作。パージ法の是非を問うアメリカ大統領選直前という設定で、パージに反対する上院議員と彼女を守るSPの生き残りを賭けたエクストリーム・スリラー。1年に一晩だけ、殺人を含む全ての犯罪が許される法律<パージ>の是非を問う大統領選の真っ只中、暴力と混沌に満ちた夜が新たに幕を開ける―。ジェイソン・ブラム×マイケル・ベイという世界的ヒットメーカーがタッグを組み、ジェームズ・デモナコが監督を務めるなど前作のスタッフが再集結。また、『パージ:アナーキー』で主演を務めたフランク・グリロが引き続きレオ役で登場。

今回解禁された場面写真は、パージ法に異を唱え大統領選に立候補した政治家のローン上院議員が、この法律の存続を希望する政府と一般市民によってパージの標的とされてしまう。そんな彼女を守るため、緊迫した空気の中真剣な面持ちで銃を構えているレオの姿が写し出されている。また、見るからに若い女子3人組は、自身を派手に着飾り、顔にはお面、片手には銃を構え、ターゲットに向かっていくその様子はかなり不気味だ。まるでお祭りを楽しむかのようなその姿はこれから始まる悪夢の12時間を物語る象徴的なシーンとなっている。

パージ法とは?

高まる犯罪率とともに弱体化したアメリカ合衆国。極右政権NFFA(新しい創始者とアメリカ)は、犯罪抑制の最終手段として“パージ”を施行。これは、1年のうち12時間だけ、政府や警察が一切の活動を停止し、殺人も含めたあらゆる犯罪が合法化されるというものだった。この政策により、“パージ”期間外におけるアメリカの犯罪率は実に1%未満まで抑えられていた。

オーエンズ牧師率いる極右政権「NFFA」が支配するアメリカ。政府は犯罪抑制の最終手段として、“パージ”こそがアメリカを偉大にしていると容認していたが、貧困層や弱者を排除しようとしていると訴える無所属のローン上院議員らの台頭により、賛成派と反対派との間で国内は分断される。その是非を問う大統領選の真っ只中、世界の運命を左右する12時間が新たに幕を開ける―。警察も病院も機能しないパージの夜、NFFAの暗殺計画からローン上院議員を守るため、彼女の護衛を務めるレオ。しかし、裏切り者によって、二人は暴力と混沌に満ちた首都ワシントンD.C.の路上に放り出されてしまう。怪し気な武装集団に追われながら、果たして二人は生き延びることが出来るのか―。

映画『パージ:大統領令』は2017年4月14日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかで公開!
監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
出演:フランク・グリロ
配給:パルコ
2016年/アメリカ/109分/R15+
© 2016 Universal Studios.