『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・エンタテインメントの最新作。コアラのバスター・ムーンが劇場を立て直すために世界最高の歌唱コンテストをプロデュース。感傷的にやさしく歌うハツカネズミ、内気なティーンエイジャーのゾウ、25匹のコブタの面倒を見る母親、自由になりたいギャングスターのゴリラ、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ。動物たちが自らの未来を変える機会となることを信じて集結する。
今回解禁された映像には、劇中でトレンディエンジェル斎藤が演じるグンター(ブタ)のパートナーで、25匹の子を持つ母親であるロジータ(ブタ)を演じ、女優や歌手としても大活躍している実力派声優・坂本真綾さんの歌唱シーンとインタビューが収められている。
本作で坂本が演じるのは、25匹の子豚たちの母親であり、無私無欲に生活する専業主婦のロジータ(ブタ)。母親でも妻でもない”自分”を取り戻すためにバスター・ムーンが開催する歌のコンテストに挑むことを決意する。本映像では、審査員であるバスターとミス・クローリーを目の前に緊張した面持ちのロジータがおびえた様子で両手でマイクを握りながらも、ケイティ・ペリーの「ファイヤーワーク」を熱唱しており、その伸び伸びとした歌声はバスターも好印象の様子。果たしてロジータはオーディションに無事合格することができるのか?
8歳で子役デビューし、声優として25年以上も第一線で活躍する傍ら、映画や人気アニメの主題歌を数多く務め、また自身のアルバムもヒットするなど歌手としての実力も高く評価されている声優・坂本真綾。女優として、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではオーディションでエポニーヌ役を獲得するなどマルチな才能を発揮し続けている。インタビューでは、出演オファーを受けたときのことについて「(劇中で歌う曲が)テイラー・スウィフトの『シェイク・イット・オフ』と聞いて、元々すごく好きで普段から聞いている曲だったので嬉しいなと思ったのが第一印象でした。あと、デュエットする役の方が(トレンディエンジェル)斎藤さんだと伺って、すごく楽しみだなぁと思って、是非!と(笑)」と振り返っている。
さらに本作の物語にちなみ、“人生が変わったステージ”について問われた坂本は、自身が菊田一夫演劇賞を受賞したミュージカル・ロマンス“ダディ・ロング・レッグズ -足ながおじさんより-”のオーディションを受けた時のことに触れ「外国の演出家の前で日本語のお芝居をするところを観てもらうオーディションだったんですが、日本語で分かってもらえるのかなと思いつつ一生懸命演じたら、演出家の方がボロボロ泣いてくださって、それで合格の運びになって―。言葉じゃなくて気持ちって繋がるんだなって嬉しくなったし、自分のお芝居を信じて頑張ろうと思えました」と貴重なエピソードを明かしている。最後に「子どもから大人までみんな楽しめる素敵な映画だと思います。懐かしい曲も出てくるし、最新の楽曲も出てくるので、きっとどこかには必ずみんなお気に入りの曲が出てくると思います。楽しくなっちゃったら劇場でも歌っちゃっていいんじゃないかなと思います!是非観てください!」とメッセージを送っている。
映画『SING/シング』は2017年3月17日(金)より公開!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ジェニファー・サンダース、ピーター・セラフィノーウィッチュ、レスリー・ジョーンズ、ジェイ・ファロア、ニック・オファーマン、ベック・ベネット
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.