福田雄一監督×週刊少年ジャンプが生み出す学園エンタテインメント『斉木楠雄のΨ難』のキャラクタービジュアル、特報映像、ティザービジュアルが解禁された。
世界を滅ぼすことができるぐらいとんでもない超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生など、特異なキャラクターが集結し、週刊少年ジャンプ連載陣の中で異彩を放つ「斉木楠雄のΨ難」を、『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズを手掛ける福田雄監督が映画化した本作。主演は、監督からの熱烈オファーを快諾し、コメディ映画に初主演の山﨑賢人。一線で大活躍する才能が集結し、とにかく本気でフザけることを突き詰めた学園エンタテインメント超大作に仕上がった。
福田監督が思い描く『斉木楠雄のΨ難』の世界を創り出すため、山﨑賢人だけでなく、豪華キャスト陣が集結した。斉木に想いを寄せる照橋心美(てるはしここみ)に山﨑賢人と初共演となる橋本環奈。斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力(ねんどうりき)に新井浩文。闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬(かいとうしゅん)に吉沢亮。熱血の学級委員長・灰呂杵志(ハイロキネシ)に笠原秀幸。見た目は真面目だけど元ヤン・窪谷須亜蓮(くぼやすあれん)に賀来賢人。騒動を巻き起こしがちの大人気イリュージョニスト・蝶野雨緑(ちょうのうりょく)にムロツヨシ。ちょっとエロい校長・神田品助(かんだぴんすけ)に佐藤二朗。今を時めく最旬キャストから超実力派、そして福田組の常連キャストまでが揃った豪華キャスト陣が、一筋縄ではいかないアクの強いキャラクターを圧倒的な再現度で演じきる。
[超能力を隠して生活する高校生。目立たず、誰からも干渉されない生活を望んでいるが、なぜか周りには変な奴が集まってくる。]
念願の福田組でお芝居できたことがものすごく楽しかったです。笑いを堪えるのが地獄でしたし、表情筋がバグりそうになったこともありました。人を笑わせることがどれだけ、難しいことか思い知りました。今までにない初めてのジャンル、 今までにないお芝居に挑戦できたと思います。キャストの方々、最高です。スタッフの方々、最高です。とにかく笑い、楽しむ事が一番だということを僕は感じました。是非皆様にも劇場で笑い、ハッピーになってもらいたいです。
[斉木が気になってしかたないPK学園のアイドル。照橋自身、天下無敵の美少女であることを自覚している。]
“宇宙一可愛い”というキャッチコピーがあるのに、表に出ない心の声がすごいという、ギャップが大きい照橋心美を演じるのは難しかったけど、すごく楽しかったです。斉木楠雄が超能力者という何でもありの世界で、福田監督を笑わせたくて、もっともっと面白くしようと考えましたが、他の皆さんが面白すぎて笑いを堪えるのが、とにかく大変でした。山﨑さんとは初共演ですが、斉木が好きだけど気持ちを隠してつきまとうテンションの高い照橋に対して、とにかく冷たい斉木楠雄という今までにない山﨑さんが見れます(笑)でも、山﨑さん始め、初日からこんなにもボケるのか、と言うぐらい、キャスト全員がハジけていますので、是非楽しみにしてください!
[高校生離れした外見の自称 斉木の“相棒”。バカすぎるためテレパシーでも思考を読めない。]
剃りと眉毛が元に戻るまでの期間、何の仕事もできなかったので、
麻生先生に補償金頂きたいです
[中二病にどっぷりハマり、自身を“漆黒の翼”と呼び、闇の組織“ダークリユニオン”と戦っている設定。]
「斉木楠雄のΨ難」の原作は、連載当初から毎週欠かさず読んでいました。実写化はありえないと思っていましたが、もしするなら海藤は自分がやりたいと思っていました。運命を感じました。ダークリユニオンはめちゃめちゃ強かったですが、右手に宿る闇のフォースでがんばって戦ったので是非観てください。
[熱すぎて気温上昇するほど熱血で、クラスのみんなから信頼される学級委員長。悪意なく、斉木を巻き込もうとする。]
大好きな漫画でしたので、参加できる驚きと嬉しさと、30代で高校生ができる不安と嬉しさと、PK学園は様々なキモチの交差点でした。灰呂は、とにかく熱くて一生懸命で、まっすぐ何かがずれてる男。僕とはかなりかけ離れてるエネルギーが必要だったので、毎朝起きたらとにかく大声で叫ぶというところから始めました。今までやったことがない事だらけでしたが、安心して、
僕のいくつかの初めての××を福田さんに委ね、優しくリードして頂きました。
[見た目は真面目、でも暴走族の元総長。時々、不良の血が騒ぎ、普通の生徒ではありえない行動をとる。]
窪谷須役で出演する事になりました、賀来賢人です。福田さんの世界観と、「斉木楠雄のΨ難」の世界観が絶妙にマッチした映画になっていると思います。共演者の皆さんもとても楽しく、特に山﨑賢人君は天使みたいな男の子で、連れて帰りたくなりました。元ヤンのキャラクターということでメンチを切りすぎて顔の筋肉が少々おかしくなりましたが、とても楽しい撮影でした。お楽しみに。
[トラブルを起こしがちの大人気イリュージョニスト。助手は母親。]
監督から役作りがいらないぴったりの役があるとのこと連絡を受け、蝶野雨緑という、胡散臭い嘘臭いマジシャン役を引き受けさせてもらいました。撮影したところ、すこぶる適した役でした。胡散や嘘をここまで見事に散りばめられるのか、とお褒めの言葉をお待ちしております。ムロツヨシです。山﨑賢人のビジュアルが原作と全く同じことに、とてつもなく驚きました。合わせて楽しくご覧いただけたら、これ幸い賢人でございます。
[ちょっとエロい校長先生。キャラ設定は完全アドリブ。]
ロケ場所が遠く、2時間半掛けて行き、撮影は4分くらいで終わったと記憶してます。僕が演じた役は校長ですが、いまだにどんなキャラかよく分かってません。福田に対しては今さら何のコメントもありませんが、とにかく橋本環奈が可愛くて可愛くて、2時間半の甲斐がありました。撮影に行ったというよりは橋本環奈を拝みに行きました。
麻生周一(原作)コメント
髪の色をピンクにすると聞いた時は正直不安でした。マンガを実写化する時『見た目をどこまで原作に寄せるか?』は大きな悩み所だと思います。完全に無視すると原作ファンに怒られ、忠実にやり過ぎると違和感が出る・・・。まぁ大抵の場合上手く間を取る感じですが、この映画は違いました。ピンク!青髪!ケツアゴ!・・・はい、しかしどうでしょう?・・・違和感がない!奇抜な格好に負けない素晴らしいキャスト達のおかげで僕の不安は晴れました!あとは公開を待つだけ!楽しみです!!
映画『斉木楠雄のΨ難』は2017年10月21日(土)より全国で公開!
監督・脚本:福田雄一
原作:麻生周一「斉木楠雄のΨ難」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸/賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会