スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンやジョーカーなど世界的に有名なキャラクターを抱えるDCエンターテイメントと日本が誇る低予算Flashアニメの金字塔鷹の爪が組んだ本作。
2017年3月2日(木)、都内某所にて行われたDCエンターテイメントのプレゼンテーション。数々の企画の中に、一つ会場を騒然とさせる発表があった。それは鷹の爪と組んで劇場公開作品を製作することだった。嘘のような話だが、事実である。劇場版鷹の爪最新作は、DCエンターテイメントとガッチリコラボレーションして制作されるオリジナル作品だ。
試しにオファーした鷹の爪FROGMANは、このコラボレーションの実現にやや戸惑いながらも高揚する気持ちを抑えきれない様子。DCエンターテイメント社長のダイアン・ネルソン氏もプレゼンテーション当日、“予測不能なプロジェクト”という紹介の言葉を添えて本作について説明した。その時の会場のざわめきにもこのプロジェクトのインパクトの強さが現れた。また3月25日(土)・26日(日)に開催されるアニメジャパンのワーナーブースでは来場者限定で前代未聞の試みも・・・。詳細は 公式サイトにて。
FROGMAN(監督・脚本・原案)コメント
どうして私なのか?なぜ他所のスタジオにしなかったのか?いまだ私は騙されている気がしてならない。DCスーパーヒーローズと鷹の爪団の奇跡の格差コラボ。身に余る光栄であることは疑いようがない。しかし、DCキャラなら他にもたくさん選択肢はあったろうに!かくなる上は、いまだ誰も見たことのない英雄譚を描いて見せよう!そしてこれを見た人にこう言わせよう!「うわぁ、ヤベェ、これ!」と。
ダイアン・ネルソン氏(DCエンターテイメント社長)コメント
昨年、スーサイド・スクワッドのプロモーションでコラボした鷹の爪ですが、今回は新作映画としてDCとコラボします。ハリウッドと鷹の爪との素晴らしいタッグの結果を楽しみにしています。また、小野亮氏またはこの呼び方のほうがわかる方が多いかもしれません、“FROGMAN”にこの特別なコラボレーション実現への感謝の言葉を贈りたいと思います。サンキュー!!
杉山すぴ豊(アメキャラ・ライター)コメント
例えば「ダークナイト」が好きな人もいればレゴ・バットマンもウケている。だからどんなバットマン物があってもOKでその魅力はブレないわけですが、流石に今回は驚きました(笑)でもバットマンってペンギンや梟の法廷団という名の人気ヴィランがいて”鳥”にまつわる名作多し。今回はその名も“鷹の爪団”ですからこれはもう傑作!?
2017年、東京。なぜかシェアハウスに住むジョーカーとハーレイ・クインを訪ねる男、ペンギン。彼らの目的は鷹の爪団だった。彼らの仲間、天才博士レオナルドが開発した秘密兵器を奪い、汚くお金を稼ぎ、その資金で映画を作ろうとしていたのだ。映画の主人公は、兵器で身長600メートルに巨大化されたシン入社員。無駄な動きが多いシン入社員が暴れ始めたら街は壊滅する。ジョーカーたちを追ってきたスーパーマンやワンダーウーマンなどが所属するスーパーヒーローチームのジャスティス・リーグと共闘して戦うことになった鷹の爪団。しかし、ジャスティスリーグの派手なアクションシーンは、途端にバジェットゲージが蒸発し、画面が雑になる問題が発生!このままでは、ジョーカーたちを倒せない。こうなったらジャスティス・リーグの仲間たちから離れアメリカにいるあの金持ちで暗いヒーローに資金援助してもらおう!そう、バットマンだ!果たして気難しいバットマンの説得は成功するのか?日和見なDXファイターや新キャラ“吉田ジャスティス・リーグ”も交えて物語はクライマックスを迎える。予算の都合で途中で終わり、次回作に持ち越してしまうのか、巨大シン入社員は撃退できるのか?ハリウッドのDCスーパーヒーローズと日本でも独自路線を行く鷹の爪の史上空前のプロジェクトが今、始まる!
映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』は2017年秋に全国で公開!
監督・脚本・原案:FROGMAN
配給:ワーナー・ブラザース映画
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