永井豪原作アニメーション作品を映画化した『劇場版マジンガーZ(仮題)』の第一弾ビジュアルが解禁された。
1970年代一世を風靡した巨大ロボットアニメが45年ぶりに復活する。70年代にテレビ放送され、最高視聴率30%を超える大ヒットを記録したアニメ「マジンガーZ」。合体・乗り込み型ロボットアニメの元祖として多くの男の子に夢と希望を与えた。その後もヨーロッパ、中南米など世界中で放送され、各国のSFロボットアクションに影響を与え、いまだに熱狂的なファンがいるという日本のアニメ文化を代表する作品。
今回解禁されたビジュアルには、闇の中に静かに浮かび上がるマジンガーZが描かれている。さらにその上部には開きかかったハッチからうっすらと光がこぼれ、出動の時を静かに待つマジンガーZの姿。全容は明かされていないものの、45年前と全体のシルエットはオリジナルを踏襲しつつ、細部のディテールがより緻密に表現されている。キャッチコピーには「それは、神にも悪魔にもなれる――」とマジンガーZの想像主である兜十蔵の言葉が入れられている。
その言葉からわかるように今回は、世界征服を目論むDr.ヘル率いる“機械獣”と、スーパーロボット、マジンガーZを操る兜甲児を中心とした人間たちとの壮絶な戦いを描いたTVシリーズの世界を起点として新たな物語が展開し、さらなる伝説が生み出される。
3月26日にアニメジャパンで行われるプロジェクト起動記念イベントには、人気声優の森久保祥太郎と茅野愛衣がトークゲストとして登壇が決定している。永井豪の画業50周年を飾る2017年は、マジンガーZから目が離せない。
映画『劇場版マジンガーZ(仮題)』
制作:東映アニメーション
配給:東映
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会