亜樹(岡本夏美)

岡本夏美主演×中村祐太郎監督『女流闘牌伝 aki[アキ]』が今夏に公開されることが決定した。

原作コミックスは家出、中卒、親の離婚、倒産、一家離散・・・、人気・実力No.1麻雀女流プロ・二階堂亜樹の知られざる過去を描いた物語。実家の家業が雀荘であった二階堂は、幼い頃から麻雀に親しんでいた。幼少期に両親が離婚し、姉妹は父親の親戚に預けられた。そして、中学3年生の頃、雀荘を転々とし、プロデビュー後「最年少女子プロ」のキャッチフレーズとそのルックスで脚光を浴び、テレビや雑誌などに出演。数々の麻雀大会やイベントに出場、多岐にわたる活躍をみせた。

主人公のアキを演じるのは、モデル・女優で人気沸騰中の岡本夏美。岡本は「Seventeen」の専属モデルとして活躍中で、2015年より「ワイドナショー」に準レギュラーとして出演し、一躍人気者に。『仮面ライダー1号』『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』『咲 -Saki-』と映画にも多数出演している。メガホンを取るのは、第27回東京学生映画祭で『雲の屑』がグランプリと観客賞をダブル受賞した中村祐太郎監督。2016年に、劇場デビュー作として都会に生きる若者たちの群像劇『太陽を掴め』を送り込んだ若き才能が二階堂亜樹の物語に命を吹き込む。

岡本夏美(アキ役)コメント

アキちゃんは、自分の意思をしっかり持っていて、ただまっすぐ前を向いているなと思いました。周りに対して、大人に対して、繊細な感情を持っていながら、麻雀の愛をひたむきに信じる力がある。共感できる部分も、尊敬できる部分もあります。アキちゃんの感情に寄り添って、表現できたらいいなと思います。

中村祐太郎監督 コメント

岡本夏美さんは爆発でした。彼女の瞳から溢れる活力が、そう僕を確信させました。若干18歳。春には高校を卒業する彼女が、女流麻雀士二階堂亜樹の激動の10代を演じ、今しかできない女流闘牌伝を作り上げます。麻雀は孤独な旅のようです。akiが作ったその軌跡を、岡本さんがどのように辿っていくか、闘っていくか。その神秘こそ映画体験で、皆様にお届けしたいです。また麻雀の素晴らしさが少しでも伝わる作品になるよう、一同頑張っていきます!

二階堂亜樹 コメント

映画化のお話を聞いたときは、正直とても驚きました。自分のことを漫画にして頂いただけでも嬉しかったのですが、単行本、ついには映画化ですからね。10代の頃にはまさかそんな事が自分の人生にあるなんて露ほども思っていなかったかと。人生って本当になにがあるかわからないものです。何に焦がれたのか。何者になりたかったのか。誰かの何かになれたのか。まだまだ道半ばですが、そんな半生を物語として、二階堂亜樹に興味がある方はもちろん、無い方にも是非観て頂きたいと思います。

15歳の少女アキ。「本物の人生」そして「本物の麻雀」を目指して突き進む様を描いた麻雀青春録。雀荘で生まれ育った少女・アキ。15歳の冬、ボストンバッグひとつで東京にやってきた彼女が求めたのは、自分の力だけで勝ち取る「本物の人生」だった。大都会の厳しさに打ちひしがれながらも、自身が持つ唯一の武器「麻雀」によって生きることを決意するアキ。しかし、その前に立ち塞がる汚い大人たちと大都会の現実―。だが、少女雀士・ひまわりと“ミスター麻雀”小島武夫との出会いが、彼女の「人生」と「麻雀」を大きく変えていくこととなる―。

岡本夏美

原作コミック


映画『女流闘牌伝 aki[アキ]』は2017年夏に公開!
監督:中村祐太郎
出演:岡本夏美
配給:AMGエンタテインメント
©2017花崎圭司・大崎充/竹書房/『aki』製作委員会