マット・デイモン主演×チャン・イーモウ監督最新作『グレートウォール』で“マット・デイモンが万里の長城で囚われの身になっている”本編映像が解禁された。

約1700年、長さ21196.18キロメートルを誇る人類史上最大にして最長の建造物である「万里の長城<グレートウォール>」が築かれた“目的”がついに明かされる―。史実とともに数々の伝説も伝えられてきた万里の長城を舞台にした伝説の戦いがアクション超大作として描かれる。本作でメガホンを取るのはアクションに洗練されたビジュアルスタイルを取り入れたことで世界的な称賛を受ける巨匠チャン・イーモウ監督。さらにマット・デイモンが主演を務め、ジン・ティエン、アンディ・ラウなど世界を代表する豪華キャストが集結している。

今回、マット・デイモンが万里の長城で囚われているなか、おぞましき怪物の襲来を告げる急報が届いたことで壮絶な戦いを予感させる本編映像が解禁された。相棒のトバール(ペドロ・パスカル)とともに多数の槍を向けられ、万里の長城で囚われたウィリアム(マット・デイモン)。机上にはおぞましい形状の腕が置かれ「襲撃を受けた謎の獣の身体の一部を持ってきた」と主張する彼らに、リン・メイ司令官(ジン・ティエン)をはじめとする長城防衛を司る禁軍の幹部たちは耳を貸さず処刑を望むが、ワン軍師(アンディ・ラウ)だけは「真実が分かるまで生かしておくべき」と将軍に進言。謎の男バラード(ウィレム・デフォー)が遠くから動向を見つめる中、突然敵の襲来を告げる急報が飛び込み事態は一変する―。

このワンシーンだけでも世界を代表する豪華俳優陣が共演していることが分かる本作。ハリウッド、中国映画界の双方から錚々たるキャスト・スタッフが集結している。国際色豊かな面々をまとめあげたチャン・イーモウ監督は「アメリカ人の脚本家たちが執筆し、私が中国人としての観点を提案したんだ。彼らは私のアイディアを歓迎してくれたよ。西洋と中国の両方に受け入れられ、愛される作品にしようと奮闘した。困難な挑戦だったね」と振り返る。主演のマット・デイモンは「チャン・イーモウはこの世で最も偉大な監督の一人だから、長い間一緒に仕事をしたいと願ってきて、ついに実現したんだ。僕にとっても、世界中から集結した他の俳優たちにとっても、そして全てのスタッフにとっても、身に余る光栄だったよ!皆、チャン・イーモウと仕事をしたくてそこにいたんだ。監督のヴィジョンの一部になれて、本当に幸運だと思ったね」とチャン・イーモウ監督を慕って集結したことを強調している。

本作が初対面となった香港のスター俳優アンディ・ラウとの共演には特別な思い入れが様子をうかがわせるマットは「僕が過去に主演した『ディパーテッド』は、アンディ・ラウが主演した『インファナル・アフェア』のリメイク版なんだ。僕がラウのキャラクターを演じたから、そのことについて話を交わすのはとても面白かったよ」と映画ファン垂涎ものの共通点で盛り上がったことを明かした。一方のアンディ・ラウは「『君の方が出演料が高かったから僕より賢いな』とマットを冷やかしたんだ。するとマットは、『僕は映画の中で死んだけど、あなたは生き延びて続編2本を作ったんだから僕より賢いさ』と返してきたよ」とジョークを交えて語り「彼との共演は楽しかったし、良い友達になれたと思う。また共演してみたいね」と再会を望んだ。

映画『グレートウォール』は2017年4月14日(金)より全国で公開!
監督:チャン・イーモウ
出演:マット・デイモン、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、ジン・ティエン、アンディ・ラウ
配給:東宝東和
© Universal Pictures