ララポーズを取る高橋みなみと永野

本年度アカデミー賞6部門受賞『ラ・ラ・ランド』の発声上映の開催を記念したイベントが4月2日(日)にTOHOシネマズ新宿で行われ、高橋みなみと芸人の永野が登壇した。

観客動員数20万人、興行収入35億円を突破し大ヒット上映中の本作。さらに4月5日(水)からは対象劇場にて<英語歌詞付き発生上映>の実施が決まり、今回発声上映を記念したイベントに、本作のファンであることを公言している高橋みなみが登壇。さらに同じくファンの永野がサプライズゲストとして登場し、会場を盛り上げた。

劇中歌「Another Day of Sun」が流れる中でリズムを取りながら登場した高橋は「ミュージカル映画の革命なんじゃないかと思いました!」と本作を大絶賛。さらに「朝起きるとサントラをかける」というほど音楽にもハマっていることを明かした。AKB48に所属していた際はダンスも数多くこなしていた高橋は「ミュージカルとして演技をしながら伝えるダンスはもっと難しいと思う。シンクロ率もかかわってくる」と自身の経験からそのレベルの高さに驚いている様子を見せた。

さらに本作で描かれる恋愛模様について高橋は「男女のすれ違いがあまりにリアル。女子3人で観て号泣しました」と明かし、さらに「自分自身の恋愛に重ねたり、いろんな見方ができる映画」と表現した。ライアン・ゴズリング演じるセブと、エマ・ストーン演じるミアの恋愛について話し始めると、思わず力が入った高橋は、セブの心境を考え「彼女を幸せにするってなんだろうっていう葛藤は、男性もうなずいてしまうんじゃないかと思いました」とコメントし、さらに「男女関係はうまくいこともあれば些細なことですれ違う。お互いの時間が取れなくなっていくのは厳しいですね」とまさに本作の“リアル”な恋愛模様について語った。

この日は、発声上映ということもあり、観客全員で高橋とともに発声練習をすることに。劇中歌「Another Day of Sun」が終わるタイミングで「ブラボー!」と発声したが、そのあまりの声量に驚いた高橋は「練習してきました?プロですね」と笑顔を見せた。さらにここで“掛け声のプロ”として永野が登場。一気に空気を変えた永野は「舞台そでで(場内の盛り上がりを)見ていて震えていた」と苦笑。さらに「親より『ラ・ラ・ランド』が好き」と笑いを誘いつつ「共感した。ラブストーリーとして見てるかもしれないけど、夢を追う物語」と真面目な感想を語る場面もあった。

最後に高橋は「いろんな感性を刺激される映画。何回も見たいと思う。(発声上映では)一体感を味わって、『ラ・ラ・ランド』のキャストの一人になって楽しんでいただきたい」と本作をアピールした。

映画『ラ・ラ・ランド』は、『セッション』(2014)で世界中を虜にしたデイミアン・チャゼル監督最新作。“夢を追う人が集まる街”LAを舞台に、女優を目指すミアがジャズピアニストのセバスチャンと出会う。やがて恋に落ちる二人だが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことですれ違い始める―。セバスチャン(セブ)役を実力派俳優のライアン・ゴズリング、ミア役をエマ・ストーン、さらに『セッション』での熱い演技が高く評価されたJ.K.シモンズなど豪華キャストが集結。

高橋みなみ

高橋みなみ


映画『ラ・ラ・ランド』は全国で公開中!
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J.K.シモンズ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.