本年度アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』の感動的な本編映像が解禁された。
本作は、マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を[少年期][ティーンエージャー期][大人になるまで]と3つの時代構成で描く。ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在など、たくさんの傷を負いながらも、強く生きる主人公の姿が魅力的な作品。エグゼクティブプロデューサーをブラッド・ピットが務め、麻薬常習者の母親を『007』シリーズのナオミ・ハリス、主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーを人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリが演じる。
本作は、マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を[少年期][ティーンエージャー期][大人になるまで]と3つの時代構成で描く。ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在など、たくさんの傷を負いながらも、強く生きる主人公の姿が魅力的な作品。エグゼクティブプロデューサーをブラッド・ピットが務め、麻薬常習者の母親を『007』シリーズのナオミ・ハリス、主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーを人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリが演じる。
こ今回、マハーシャラ・アリ演じる麻薬ディーラーのフアンがシャロンの父親代わりとなって人生を訓え、タイトルの意味が明かされる感動的な本編映像が解禁された。広い海の中で、シャロンに泳ぎを訓えるフアン。「俺の手に預けろ、力を抜け。ちゃんと支えている。離さないから安心しろ」と父親のような優しさで語りかけながらシャロンを支える。そして、海からあがった後、本作の原案となった戯曲のタイトル「In Moonlight Black Boys Look Blue」(月明かりの下で、黒人の子供は青く見える)に繋がる、幼い頃のエピソードを話しだす。「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」と優しくも強いまなざしで伝えるフアン。その意味をよく理解していない様子のシャロンだが、この言葉は確かに彼の中に息づき、その後の人生に大きな影響を与えていく。
このタイトルについてバリー・ジェンキンス監督は「戯曲の中で“夜”は、シャロンが最も落ち着ける場所であり、素の自分をだせる時間として描かれていたんだ。通常、青色は“哀しみ”を表すために使われるけど、この作品の中では、メランコリックな気持ちだけでなくて、“美しさ”も同時で描かれていた。だから映画でも、シャロンが最も安らぐとき、自分らしくいられる夜を、月明かりの下で美しく描いたつもりだよ」と語っている。
映画『ムーンライト』は全国で公開中!
監督・脚本:バリー・ジェンキンス
出演:トレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバート、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、アンドレ・ホーランド
配給:ファントム・フィルム
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